五文字熟語 – 書き初めの言葉
- 過則勿憚改
【あやまてばすなわちあらたむる】過ちを犯してしまったら、ためらわずにすぐ悔い改めよという意味。 - 勢不可使尽
【いきおいつかいつくすべからず】調子が良い時こそ反省を忘れないこと という意味。 - 一無位真人
【いちむいのしんにん】すべてを超越し、世俗の基準を超えた真実の人。仏のこと。人間の真実の姿。 - 一切唯心造
【いっさいゆいしんぞう】すべての現象や存在は自分の心が造り出したものであるという事。 - 運命共同体
【うんめいきょうどうたい】所属する人が、繁栄するときも衰亡するときも運命をともにする組織や団体。 - 温良恭倹譲
【おんりょうきょうけんじょう】おだやかで、すなおで、うやうやしく、つつましく、ひかえめなこと。 - 寬如能容物
【かんじょよくものをいる】寛大な心を持って、物事をおおらかに受け入れること。 - 閑身自在心
【かんしんじざいのこころ】静かな境遇で雑事がないこと。 - 奇妙奇天烈
【きみょうみてれつ】ひどく不思議なさま。 - 光陰如流水
【こういんりゅうすいのごとし】月日が経つのは水が流れていくのと同じよう月日が早く流れていくことのたとえ。 - 有志事竟成
【こころざしあらばことついになる】強い志さえあれば最後には成功するという意味。 - 歳月不待人
【さいげつひとをまたず】時間の流れは早いので時間をむだにしないで、努力に励めという意味。 - 終始一誠意
【しゅうしいつにいをまことにす】どんな事も最初から最後まで誠意を尽くさなければ成就することはできないという意味。 - 心外無別法
【しんげむべっぽう】すべての現象は、それを認識する人間の心の現れであり、心とは別に存在するものではないということ。 - 人事有憂楽
【じんじにゆうらくあり】人の世には憂いや楽しいことがあるが、自然は今も昔も変わらないという意味。 - 人生足別離
【じんせいはべつりにたる】人生には別れはつきもの、今のこの出会いを大切にしようということ。 - 治国平天下
【ちこくへいてんか】国を治め天下を平和に保つこと。 - 地水火風空
【ちすいかふうくう】万物を生成する五つの元素。五大。五輪。 - 十重二十重
【とえはたえ】ものが何重にも重なること。 - 日日是好日
【にちにちこれこうじつ】今日はよい日だ、悪い日だと即断するのでなく、こだわりやとらわれを捨て、ひたすらありのままに生きれば全てが好日(よき日)になる。 禅僧雲門文偃の言葉。 - 万物光輝生
【ばんぶつこうきをしょうず】万物が生命の輝きを放っているということ。 - 必要不可欠
【ひつようふかけつ】とても必要で欠かすことができないさま。 - 非理法権天
【ひりほうけんてん】「非は理に勝たず、理は法に勝たず、法は権に勝たず、権は天に勝たず」という意味。 - 武芸十八般
【ぶけいじゅうはっぱん】柔術、剣術、居合術、槍術、棒術、弓術、なぎなた術など 日本の武芸18種目のこと。 - 武士道精神
【ぶしどうせいしん】武士としての心構え。 - 本来無一物
【ほんらいむいちもつ】事物はすべて本来、空(くう)であるから、執着すべきものは何一つないということ。 - 摩訶不思議
【まかふしぎ】非常に不思議なこと。 - 水急不月流
【みずきゅうにしてつきをながさず】流れが急な川に月が形を変えず写っている風景から、強い心を持つ事の大切さを表している。 - 妙言無古今
【みょうげんにこきんなし】真理は今も昔も変らないということ - 無心得良悟
【むしんりょうごをう】心を空の状態にしていてこそ、物の道理を悟ることが出来るということ。 - 名月流素光
【めいげつそこうをながす】名月が天高くに澄み渡っており、月影は白き光を地に流しているということ。
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