美しい日本語の中から、漢字二文字の綺麗な熟語を一覧で紹介します。
古くからある神秘的で美しい和の言葉がたくさんありますので、ぜひ御覧ください。
昔の人たちが、いろいろな思いを込めてつくり出した数多くの言葉は、座右の銘、書道、名付け等の参考になるかもしれませんね。
綺麗な『漢字2文字』の熟語一覧
- 澪標
【みおつくし】
澪にくいを並べて立て、船が往来するときの目印にするもの。 - 蓬生
【よもぎふ】
ヨモギが一面に生え茂って荒れ果てている所。 - 松風
【まつかぜ】
松林にうちつける風。日本の古典文芸において「松風」(まつかぜ)は、うら(=浦)寂しい海岸の情景を表すものとして用いられた。 - 薄雲
【うすぐも】
薄く広がっている雲。 - 朝顔
【あさがお】
日本で最も発達した園芸植物。古典園芸植物のひとつでもある。 - 乙女
【おとめ】
若い女性。穢れを知らない女性。 - 玉鬘
【たまかづら】
多くの玉を糸に通した髪飾り。 - 初音
【はつね】
虫や鳥類についてその季節最初に聞こえる鳴き声。特にウグイス。 - 胡蝶
【こちょう】
チョウの別名。 - 常夏
【とこなつ】
いつも夏のようであること。野生のナデシコの異名。 - 篝火
【かがりび】
古来の照明具の一つ。 - 藤袴
【ふじばかま】
秋の七草の1つ。 - 夕霧
【ゆうぎり】
夕方に立ちこめる霧。秋の季語。 - 御法
【みのり】
仏法。仏の教え。 - 雲隠
【くもがくれ】
高貴な人が死ぬこと。お隠れになること。 - 紅梅
【こうばい】
梅の一品種。濃い桃色の花が咲く。 - 橋姫
【はしひめ】
橋にまつわる日本の伝承に現れる女性・鬼女・女神である。 - 明衣
【あかは】
神事・儀式に用いる浄衣(じょうえ)。 - 洗膾
【あらい】
洗うこと。洗濯。 - 湯巻
【いまき】
入浴するときに腰に巻いた布。 - 斎子
【いむこ】
神に奉仕する童女。 - 挿頭
【かざし】
神事に際して髪や冠に挿した草花のこと。 - 汗衫
【かざみ】
平安時代の貴族階級の女児用の薄手の上着。 - 被衣
【かずき】
平安時代以降,公家や武家の女性が外出時に頭からかぶって用いた単 (ひとえ) 。 - 葉椀
【くぼて】
神前に供える物を盛る器。 - 桐壺
【きりつぼ】
平安御所の後宮の七殿五舎のうちの一つ。 - 帚木
【ははきぎ】
アカザ科の植物。茎は干して箒にし、実はとんぶりと呼んで食用とする。別名ホウキグサ。 - 空蝉
【うつせみ】
古語の「現人(うつしおみ)」が訛ったもの。 転じて、生きている人間の世界、現世。 - 夕顔
【ゆうがお】
『源氏物語』に登場する女性。ウリ科の植物。 - 若紫
【わかむらさき】
やや薄く明るい紫色の美称として用いられた伝統色名。『伊勢物語』『源氏物語』で言葉として用いられ、江戸時代には色名として登場している
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