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日本のミイラ・即身仏(即身佛)一覧|即身仏になる方法と失敗

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日本のミイラ・即身仏(即身佛)一覧|即身仏になる方法と失敗 一覧
日本のミイラ・即身仏(即身佛)一覧|即身仏になる方法と失敗
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修行者が瞑想を続けて絶命し、原型を保ったまま亡骸の状態になることを即身仏という。現在日本には17体の即身仏があるとされています。

 

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即身仏になるための修行(即身仏の作り方?)

即身仏となった最初の人物は諸説ありますが真言宗の開祖でる空海と言われています。

空海は、禁欲的な生活を行うことで、法力を高め、悟りを開くことができると考え、即身仏となり、物理世界の制約から解き放たれようとしたようです。

即身仏となるためには1,000日を一区切りとする3つの段階を経なければなりません。

まず最初の1000日では、五穀断ちとして、木の実、種、果物などカロリーの低い食べ物だけを食べて修業に励みます。

次の1,000日は、木の皮と根だけを食べて命をつなぎます。それらも徐々に量を減らしていきます。これを木食行というそうです。

ここまでの過酷な減量で脂肪も筋肉もほとんどなくなっていきます。

ここで、物質界を去る準備が整った僧は、地下3mほどの土の中に作られた座禅を組むしかできないほどの狭さの小さな石室に入り生き埋めにされます。石室には竹筒で空気穴が作られ、呼吸ができるようになっています。

最後の1,000日で、石室の中に密閉された遺体がミイラ化していきます。脂肪や筋肉がほとんどないため、遺体は腐敗することなく乾燥していき、ミイラ化します。

そして、1,000日後、石室から即身仏が掘り起こされ、寺に祀られ、生き仏である即身仏として崇拝の対象となります。

 

日本の即身仏一覧表(リスト)

人名 所在地 寺院名 享年 没年又は入定年
弘智法印 新潟県長岡市寺泊野積 西生寺 66 貞治2年(1363)
弾誓上人 京都市左京区大原古知平町  阿弥陀寺 63 慶長18年(1613)
本明海上人 山形県鶴岡市東岩本内野 本明寺 61 天和3年(1683)
宥貞法印 福島県浅川町小貫宿ノ内 貫秀寺 92 天和3年(1683)
舜義上人 茨城県桜川市本郷 妙法寺 78 貞享3年(1686)
全海上人 新潟県鹿瀬町菱潟 観音寺 85 貞享4年(1687)
心宗行順法師 長野県阿南町新野 瑞光院 50 貞享4年?(1687)
忠海上人 山形県酒田市日吉町 海向寺 58 宝暦5年(1755)
秀快上人 新潟県柏崎市西長鳥甲 真珠院 62 安永9年(1780)
10 真如海上人 山形県鶴岡市大網入道 大日坊 96 天明3年(1783)
11 妙心法師 岐阜県揖斐川町谷汲神原 横蔵寺 36 文化14年(1817)
12 円明海上人 山形県酒田市日吉町 海向寺 55 文政5年(1822)
13 鉄門海上人 山形県鶴岡市大網中台 注連寺 62 文政12年(1829)
14 光明海上人 山形県白鷹町黒鴨 蔵高院 不明 嘉永7年(1854)
15 明海上人 山形県米沢市簗沢小中沢 明寿院 44 文久3年(1863)
16 鉄龍海上人 山形県鶴岡市砂田町 南岳寺 62 明治14年(1881)
17 仏海上人 新潟県村上市肴町 観音寺 76 明治36年(1903)

 

ミイラ一覧表(リスト)

人名 所在地 寺院名 享年 没年又は入定年
藤原清衡 岩手県平泉町平泉衣関 中尊寺 72 大治3年(1128)
藤原基衡 岩手県平泉町平泉衣関 中尊寺 52 保元2年(1157)
藤原秀衡 岩手県平泉町平泉衣関 中尊寺 66 文治3年(1187)
藤原泰衡 岩手県平泉町平泉衣関 中尊寺 23 文治5年(1189)
梅唇尼 山形県米沢市駅前2丁目 常信庵 建久2年(1191)

 

 

即身仏の失敗

数多くの仏僧が即身仏を志したと言われていますが、成功率は非常に低かったようです。

即身仏になるには、長い年月をかけて、その間ほとんど何も食べず、体を動かすこともなく、長時間の座禅を行わければいけません。

それほどの強靭な精神力を保つ事ができる人間は滅多にいないのではないでしょうか。そのため、途中で諦めたり、最後まで意思を貫き通したとしても乾燥してミイラ化する前に腐敗してしまうこともあったのではないかと思われます。

まとめ

日本において、即身仏は11世紀から19世紀にかけて実践されてきましたが、1877年に明治天皇はこの行為を禁止しました。

法律で禁止されましたが、鉄竜海上人と仏海上人は、自らの意志を貫き、入定を果たし今でも鉄竜海上人:南岳寺、仏海上人:観音寺に祀られています。

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