伝統季語言葉

『梅雨』に関係する季語と有名な俳句 一覧 – 日本の美しい言葉

『風』に関係する季語 一覧 - 日本の美しい言葉 伝統
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『『梅雨』に関係する季語 一覧 – 日本の美しい言葉』のことを表す季語を読み方付きで一覧にまとめました。『梅雨』の情景を表すような美しい言葉をお楽しみください。

 

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『梅雨』に関係する季語 一覧

 

【梅雨】梅雨の季語

 

    1. 青梅雨
      【あおつゆ】
    2. 紫陽花
      【あじさい】
    3. 雨蛙
      【あまがえる】
    4. 荒梅雨
      【あらづゆ】
    5. 井水増す
      【いみずます】
    6. 梅の雨
      【うめのあめ】
    7. 送り梅雨
      【おくりづゆ】
    8. 返り梅雨
      【かえりづゆ】
    9. 蝸牛
      【かたつむり】
    10. 空梅雨
      【からつゆ】
    11. 涸梅雨
      【かれつゆ】
    12. 川止め
      【かわどめ】
    13. 薬降る
      【くすりふる】
    14. 黒南風
      【くろはえ】
    15. 五月川
      【さつきがわ】
    16. 五月曇
      【さつきぐもり】
    17. 皐月波
      【さつきなみ】
    18. 五月晴
      【さつきばれ】
    19. 五月雨
      【さみだれ】
    20. 寒き梅雨
      【さむきつゆ】
    21. 神水
      【しんすい】
    22. 蒼朮を焼く
      【そうじゅつをやく】
    23. 筍梅雨
      【たけのこづゆ】
    24. ついり
      【ついり】
    25. 梅雨入
      【ついり】
    26. 梅雨入り
      【ついり】
    27. 梅雨
      【つゆ】
    28. 梅雨あがる
      【つゆあがる】
    29. 梅雨明
      【つゆあけ】
    30. 梅雨穴
      【つゆあな】
    31. 梅雨かいず
      【つゆかいず】
    32. 梅雨雷
      【つゆかみなり】
    33. 梅雨菌
      【つゆきのこ】
    34. 梅雨雲
      【つゆぐも】
    35. 梅雨曇
      【つゆぐもり】
    36. 梅雨籠
      【つゆごもり】
    37. 梅雨寒
      【つゆさむ】
    38. 梅雨寒し
      【つゆさむし】
    39. 梅雨じめり
      【つゆじめり】
    40. 梅雨空
      【つゆぞら】

    1. 梅雨茸
      【つゆだけ】
    2. 梅雨出水
      【つゆでみず】
    3. 梅雨時
      【つゆどき】
    4. 梅雨鯰
      【つゆなまず】
    5. 梅雨に入る
      【つゆにいる】
    6. 梅雨のあと
      【つゆのあと】
    7. 梅雨の茸
      【つゆのきのこ】
    8. 梅雨の気配
      【つゆのけはい】
    9. 梅雨の空
      【つゆのそら】
    10. 梅雨の蝶
      【つゆのちょう】
    11. 梅雨の月
      【つゆのつき】
    12. 梅雨の走り
      【つゆのはしり】
    13. 梅雨の晴
      【つゆのはれ】
    14. 梅雨の星
      【つゆのほし】
    15. 梅雨の雷
      【つゆのらい】
    16. 梅雨はじまる
      【つゆはじまる】
    17. 梅雨はじめ
      【つゆはじめ】
    18. 梅雨晴る
      【つゆはる】
    19. 梅雨晴
      【つゆばれ】
    20. 梅雨晴間
      【つゆはれま】
    21. 梅雨冷
      【つゆびえ】
    22. 梅雨めく
      【つゆめく】
    23. 梅雨夕焼
      【つゆゆうやけ】
    24. 出水
      【でみず】
    25. 虎が雨
      【とらがあめ】
    26. ながし
      【ながし】
    27. 菜種梅雨
      【なたねづゆ】
    28. 夏合羽
      【なつがっぱ】

    29. 【にじ】
    30. 入梅
      【にゅうばい】
    31. 黴雨
      【ばいう】
    32. 梅雨前線
      【ばいうぜんせん】
    33. 梅霖
      【ばいりん】
    34. 走り梅雨
      【はしりづゆ】
    35. 旱梅雨
      【ひでりつゆ】
    36. 前梅雨
      【まえづゆ】
    37. 水見舞
      【みずみまい】
    38. 迎え梅雨
      【むかえづゆ】
    39. 迎へ梅雨
      【むかえづゆ】
    40. 戻り梅雨
      【もどりづゆ】

【梅雨】梅雨の時期に見頃を迎える花

 

  1. 紫陽花
    【あじさい】 アジサイ科アジサイ属の落葉低木。
  2. 梔子
    【くちなし】アカネ科クチナシ属の常緑低木。
  3. 花菖蒲
    【はなしょうぶ】アヤメ科アヤメ属の多年草。
  4. 栗の花
    【くりのはな】

 

『梅雨』の有名な俳句

 

    1. 海いよよさわだち梅雨の雷近し
      【作者】臼田亞浪
    2. 青し国原梅雨雲のひらかむとして
      【作者】臼田亞浪
    3. 中だるみせし梅雨のわが七変化
      【作者】臼田亞浪
    4. 梅雨気だち薪の渋ると妻が言ふ
      【作者】臼田亞浪
    5. 梅雨荒れの浪に吹かれて浜鶺鴒
      【作者】臼田亞浪
    6. 網に入るあをさばかりや梅雨曇り
      【作者】臼田亞浪
    7. 戻り梅雨寝てゐて肩を凝らしけり
      【作者】臼田亞浪
    8. 懶しやたわたわ沈む梅雨の蝶
      【作者】臼田亞浪
    9. 吊皮に ごとりとうごく 梅雨の街
      【作者】横山白虹
    10. 奥白川田の藻に梅雨を過すなり
      【作者】河東碧梧桐
    11. 藤棚も蘆そよげばや梅雨明り
      【作者】河東碧梧桐
    12. 梅雨の地面が乾く立ちつくす彼ら我ら
      【作者】河東碧梧桐
    13. 磧広う白まさる梅雨入り雲焼けて
      【作者】河東碧梧桐
    14. さみだれや 青柴積める 軒の下
      【作者】芥川龍之介
    15. あけてある雨戸一枚梅雨の宿
      【作者】久保田万太郎
    16. したしさや梅雨の高聲両隣
      【作者】久保田万太郎
    17. になれたる欅のことに梅雨の園
      【作者】久保田万太郎
    18. はや梅雨に入りたる蓮の浮葉かな
      【作者】久保田万太郎
    19. よろこびは梅雨の懐中汁粉かな
      【作者】久保田万太郎
    20. わだつみの色深めけり梅雨の壁
      【作者】久保田万太郎
    21. 十薬の花まづ梅雨に入りにけり
      【作者】久保田万太郎
    22. 松の蕊あかるく梅雨に入りにけり
      【作者】久保田万太郎
    23. 睡蓮の池まづ梅雨に入りにけり
      【作者】久保田万太郎
    24. 梅雨に入る八つ手の古葉焚きしより
      【作者】久保田万太郎
    25. 梅雨の屋根沖の光を返しけり
      【作者】久保田万太郎
    26. 梅雨の海草にしづみし遠さかな
      【作者】久保田万太郎
    27. 梅雨の月閉めわすれたる窓にかな
      【作者】久保田万太郎
    28. 梅雨の傘 かたげしうしろ すがたかな
      【作者】久保田万太郎
    29. 梅雨の草空の光に縋りけり
      【作者】久保田万太郎
    30. 梅雨の草蝶を沈めし深さかな
      【作者】久保田万太郎
    31. 梅雨の鴉しきりにひくく飛べるかな
      【作者】久保田万太郎
    32. 梅雨ふかき鏡花ゆかりの地なりけり
      【作者】久保田万太郎
    33. 梅雨ふかし猪口にうきたる泡一つ
      【作者】久保田万太郎
    34. 白鳥のひく水尾梅雨に入りにけり
      【作者】久保田万太郎
    35. 蓮の葉のひたすら青き梅雨かな
      【作者】久保田万太郎
    36. 梅天や 筍竹に ならんとす
      【作者】原 石鼎
    37. 葉がくれて 見ゆる白さや 梅雨の月
      【作者】原 石鼎
    38. 黄色とて かくまで黄なる 梅雨の月
      【作者】原 石鼎(はら せきてい)
    39. 大鯉の 押し泳ぎけり 梅雨の水
      【作者】原石鼎
    40. ひとりゐて 梅雨をたのしむ 思ひあり
      【作者】高橋淡路女
    41. 梅雨ぐもり 写経の硯 洗ひけり
      【作者】高橋淡路女(たかはし あわじじょ)
    42. 梅雨晴れの 夕茜して すぐ消えし
      【作者】高浜虚子
    43. 明らみて 一方暗し 梅雨の空
      【作者】高浜虚子(たかはま きょし)
    44. 大梅雨に 茫々(ぼうぼう)と沼 らしきもの
      【作者】高野素十
    45. 五月雨を あつめて早し 最上川
      【作者】松尾芭蕉
    46. 紫陽花や 帷子時(かたびらとき)の 薄浅黄(うすあさぎ)
      【作者】松尾芭蕉
    47. 世の人の 見付ぬ花や 軒の栗
      【作者】松尾芭蕉
    48. 降る音や 耳もすう成る 梅の雨
      【作者】松尾芭蕉(まつお ばしょう)
    49. 咲きのぼり 梅雨晴るる日の 花葵
      【作者】松本たかし
    50. 人の香の 人を包めり 梅雨暗し
      【作者】松本たかし
    51. 梅雨雲の うぐひす鳴けり こゑひそか
      【作者】水原秋櫻子
    52. 今朝咲きし くちなしの又 白きこと
      【作者】星野立子
    53. 物指を もつて遊ぶ子 梅雨の宿
      【作者】星野立子
    54. 紫陽花や 昨日の誠 今日の嘘
      【作者】正岡子規
    55. 薄月夜 花くちなしの 匂いけり
      【作者】正岡子規
    56. 梅雨晴れや 蜩鳴くと 書く日記
      【作者】正岡子規(まさおか しき)
    57. とびからす病者に啼いて梅雨寒し
      【作者】石橋秀野
    58. 梅雨じめり痩せ骨三月(みつき)よこたへて
      【作者】石橋秀野
    59. 梅雨の雷子にタン壺をあてがはれ
      【作者】石橋秀野
    60. 梳(くしけづ)る必死の指に梅雨晴間
      【作者】石橋秀野
    61. 原とほく日は梅雨雲を濡れ移る
      【作者】石橋辰之助
    62. 長梅雨の瀬のさだめなき岩魚釣
      【作者】石橋辰之助
    63. 木がくれて梅雨の山家となりにけり
      【作者】石橋辰之助
    64. 梅雨はげし 右も左も 寝てしまふ
      【作者】石田波郷
    65. 津の宮の鳥居に梅雨の鴎かな
      【作者】川端茅舍
    66. 梅雨雲にすみ竈の火ぞ黄なりけり
      【作者】川端茅舍
    67. 梅雨久し野は雑草の階をなす
      【作者】川端茅舍
    68. わが恋は 人とる沼の 花菖蒲(はなあやめ)
      【作者】泉鏡花
    69. 梅雨の海 静かに岩を ぬらしけり
      【作者】前田普羅
    70. 梅雨寒や 尼の肋骨 数うべう
      【作者】前田普羅(まえだ ふら) 
    71. 梅雨寒く懐中汁粉ときにけり
      【作者】大場白水郎
    72. 梅雨の地に はずまぬ球は 投げあげる
      【作者】中村草田男
    73. 裁ち縫ひの 傍に置く子や 梅雨の入り
      【作者】長谷川かな女
    74. 梅雨の傘 たためば水の 抜け落つる
      【作者】長谷川櫂
    75. 梅雨荒し 泰山木も ゆさゆさと
      【作者】日野草城
    76. 樹も草も しづかにて梅雨 はじまりぬ
      【作者】日野草城(ひの そうじょう)
    77. 紫陽花や 藪を小庭の 別座舗(べつざしき)
      【作者】芭蕉
    78. うち越してながむる川の梅雨かな
      【作者】飯田蛇笏
    79. から梅雨や水ノ面もとびて合歓の鳥
      【作者】飯田蛇笏
    80. とかう見て梅雨の藪下通るかな
      【作者】飯田蛇笏
    81. なか/\に足もと冷ゆる梅雨かな
      【作者】飯田蛇笏
    82. なかなかに 足もと冷ゆる 梅雨かな
      【作者】飯田蛇笏
    83. 衣桁かげ我よればなき梅雨かな
      【作者】飯田蛇笏
    84. 汲みもどる谷川くもる梅雨かな
      【作者】飯田蛇笏
    85. 月いでゝ見えわたりたる梅雨入かな
      【作者】飯田蛇笏
    86. 深山花つむ梅雨人のおもて哉
      【作者】飯田蛇笏
    87. 大陶壺さす花もなく梅雨入かな
      【作者】飯田蛇笏
    88. 沢瀉の葉かげの蜘蛛や梅雨曇り
      【作者】飯田蛇笏
    89. 梅雨の灯のさゞめく酒肆の鏡かな
      【作者】飯田蛇笏
    90. 簾外のぬれ青梅や梅雨あかり
      【作者】飯田蛇笏
    91. 臙脂の黴すさまじき梅雨のかゞみ哉
      【作者】飯田蛇笏
    92. 鰺釣や帆船にあひし梅雨の中
      【作者】飯田蛇笏
    93. 入梅や 墓さむげなる 竹のつゆ
      【作者】飯田蛇笏(いいだ だこつ)
    94. 梅雨籠り して常のことを 常のごと
      【作者】富安風生(とみやす ふうせい)
    95. から入梅の 舟引人も 荷にまけな
      【作者】望月宋屋(もちづき そうおく)
    96. 金糸梅(きんしばい) 水のひかりを ためらはず
      【作者】六角文夫

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