伝統季語言葉

『月』に関係する季語 一覧 – 季節の美しい言葉

『月』に関係する季語 一覧 – 季節の美しい言葉 伝統
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『月』に関係する季語を読み方と意味付きで一覧にまとめました。日本の情緒ある美しい季節を連想させる言葉です。
『月』の情景を表すような美しい言葉をお楽しみください。

 

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『月』に関係する季語 一覧

 

春の月

 

  1. 春の月
    【はるのつき】春の夜の月。
  2. 春三日月
    【はるみかづき】春の夜に浮かぶ三日月。
  3. 春月
    【しゅんげつ】春の夜の月。
  4. 春月夜
    【はるづきよ】
  5. 春満月
    【はるまんげつ】
  6. 月朧
    【つきおぼろ】月がぼんやりと見えるようす。
  7. 朧夜
    【おぼろよ】おぼろ月の夜。
  8. 朧月
    【おぼろづき】 霧や靄 (もや) などに包まれて、ほのかにかすんで見える春の夜の月。
  9. 朧月夜
    【おぼろづきよ】おぼろ月の出ている夜。
  10. 淡月
    【たんげつ】薄くかすんだ月。おぼろ月。

夏の月

 

  1. 夏の月
    【なつのつき】
  2. 夏の霜
    【なつのしも】夏の夜、月光があたって大地に霜がおりたように見えること
  3. 月の出
    【つきので】月が東から出ること。
  4. 月涼し
    【つきすずし】月が涼しげに見えるのこと。
  5. 梅雨の月
    【つゆのつき】 長い雨期の間に現われる月
  6. 梅雨月
    【つゆづき】
  7. 梅雨月夜
    【つゆづきよ】

秋の月

 

  1. 暁月夜
    【あかつきづくよ】夜明け方に出ている月。
  2. 秋の月
    【あきのつき】秋の月夜。
  3. 朝月日
    【あさつきひ】朝日の出た向かいに、月が残っていること。
  4. 朝月夜
    【あさづくよ】明け方まで残っている月。
  5. 雨夜の月
    【あまよのつき】雨雲に隠れた月。
  6. 雨の月
    【あめのつき】陰暦八月一五日の夜、雨が降って、月がはっきり見えないこと。
  7. 雨名月
    【あめめいげつ】雨の月
  8. 有明月
    【ありあけづき】陰暦16日以後、夜が明けかけても、空に残っている月。
  9. 有明の月
    【ありあけのつき】陰暦16日以後、夜が明けかけても、空に残っている月。
  10. 十六夜
    【いざよい、いざよひ】 陰暦8月16日の夜。また、その夜の月。
  11. 十六夜の月
    【いざよいのつき】陰暦十六夜の月。
  12. 居待月
    【いまちづき】やや遅く出るので座って待つ月の意。
  13. 座待月
    【いまちづき】陰暦八月十八日の月。
  14. 芋名月
    【いもめいげつ】陰暦8月15日夜の月。中秋(ちゅうしゅう)の名月。
  15. 雨月
    【うげつ】 – 名月が雨で見られないこと。
  16. 薄月
    【うすづき】薄雲にさえぎられて、ほのかに見える月。
  17. 遅月
    【おそづき】月の出の遅いこと
  18. 下弦の月
    【かげんのつき】満月のあとの半月。月の東半分が輝く。
  19. 桂男
    【かつらおとこ】月の異称。月に住むという伝説上の男。
  20. 暁月
    【ぎょうげつ】明け方の月。
  21. 今日の月
    【きょうのつき】陰暦八月十五夜の月。仲秋の満月。
  22. 玉兎
    【ぎょくと】月の異称。
  23. 栗名月
    【くりめいげつ】この夜の月見に栗を供えたところから、陰暦9月13日夜の月。
  24. 月影
    【げつえい】月の光。
  25. 月下
    【げっか】月の光がさしている所。
  26. 月宮
    【げっきゅう】月にあるという月天子(がってんし)の宮殿。
  27. 月宮殿
    【げっきゅうでん】月にあるという月天子(がってんし)の宮殿。
  28. 月桂
    【げっけい】伝説で、月に生えているという木。月の光。
  29. 月光
    【げっこう】月の光。
  30. 月光環
    【げっこうかん】月のまわりにできる光の冠。
  31. 月食
    【げっしょく】月面の一部または全部が暗くなる現象。
  32. 月蝕
    【げっしょく】月面の一部または全部が暗くなる現象。
  33. 月明
    【げつめい】明るい月の光り。
  34. 皓月
    【こうげつ】明るく照輝く月。
  35. 湖月
    【こげつ】湖に映った月。
  36. 心の月
    【こころのつき】心の悟りのこと。
  37. 残月
    【ざんげつ】明け方まで空に残っている月。
  38. 斜月
    【しゃげつ】西に没しようとする月。
  39. 十五夜
    【じゅうごや】陰暦15日の夜。満月の夜。
  40. 十三夜
    【じゅうさんや、じふさんや】 陰暦9月13日の夜。8月15日夜の十五夜に次いで月が美しいとされる。
  41. 十八夜
    【じゅうはちや】
  42. 十七夜
    【じゅうひちや】 陰暦8月17日の月。立ち待ち月。
  43. 嫦娥
    【じょうが】仙女の名、月の異名
  44. 上弦の月
    【じょうげんのつき】新月から満月に至る間の半月(はんげつ)。
  45. 新月
    【しんげつ】西の空に見える細い月。
  46. 水月
    【すいげつ】水面に映る月影。
  47. 霽月
    【せいげつ】雨が上がったあとの月。
  48. 繊月
    【せんげつ】細い形の月。
  49. 孀娥
    【そうが】月の異名。もとは仙女の名
  50. 孀娥
    【そうが】仙女の名、月の異名
  51. 素月
    【そげつ】明るくさえわたった月。
  52. 袖の月
    【そでのつき】涙にぬれた袖に映った月。
  53. 田毎の月
    【たごとのつき】水田の一つ一つに映る月。名月として知られる。
  54. 立待月
    【たちまちづき】 立って待っている間に出る月の意。陰暦8月17日の月。
  55. 中秋の名月
    【ちゅうしゅうのめいげつ】仲秋の満月。

  56. 【つき】
  57. 月明り
    【つきあかり】月の光。
  58. 月落つ
    【つきおつ】月が没すこと
  59. 月暈
    【つきがさ・げつうん】月の周囲に現れる輪状の光の輪。
  60. 月傾く
    【つきかたむく】月が没しようとしていること。
  61. 月今宵
    【つきこよい】陰暦八月十五日、仲秋の満月。
  62. 月白
    【つきしろ】 月が上がる直前に東の空が白みわたって見えること。
  63. 月代
    【つきしろ】月の出ようとするときに東の空が白んで明るく見えること。
  64. 月の入り
    【つきのいり】月が西に沈むこと。
  65. 月の兎
    【つきのうさぎ】伝説で、月にいるという兎。
  66. 月の蛙
    【つきのかえる】月の中に住んでいるといわれる蛙。また転じて、月のことをいう。
  67. 月の顔
    【つきのかお】月のおもて。月の表面
  68. 月の鏡
    【つきのかがみ】晴れわたった空にかかる満月。
  69. 月の暈
    【つきのかさ】月の周囲に現われるぼんやりとした光の環。
  70. 月の桂
    【つきのかつら】月の光などをいう。
  71. 月の蝕
    【つきのしょく】月蝕のこと。
  72. 月の出
    【つきので】月が東から出ること。
  73. 月の出潮
    【つきのでしお】月が出るとともに満ちてくる潮。
  74. 月の光
    【つきのひかり】
  75. 月の眉
    【つきのまゆ】三日月(みかづき)の異称。
  76. 月の都
    【つきのみやこ】月の中にあるといわれる宮殿。
  77. 月の輪
    【つきのわ】満月。
  78. 月待ち
    【つきまち】月の出を待って拝む行事。
  79. 月夜
    【つきよ】月光の明るい夜。
  80. 名残の月
    【なごりのつき】夜明け方の空に残る月。
  81. 二十三夜月
    【にじゅうさんやづき】陰暦八月二十三夜の月
  82. 寝待月
    【ねまちづき】月の出るのが遅いので寝て待つ意から、 陰暦19日の夜の月。
  83. 後の月
    【のちのつき】 陰暦8月15日夜の月を初名月というのに対して、9月13日夜の名月。
  84. 後の名月
    【のちのめいげつ】陰暦九月十三夜の月
  85. 白月
    【はくげつ】明るく輝く月。
  86. 二十日月
    【はつかづき】陰暦8月20日の月。更待月(ふけまちづき)。
  87. 初月
    【はつつき】新月。特に、陰暦8月初めの月。
  88. 初月夜
    【はつづきよ】陰暦八月初めごろの月。
  89. 半月
    【はんげつ】半円形をした月。弓張り月。
  90. 昼の月
    【ひるのつき】昼間に出ている月。
  91. 更待
    【ふけまち】ふけまちづき(更待月)の略
  92. 更待月
    【ふけまちづき】 夜が更けてから月の出を待つところから、陰暦20日の夜の月。
  93. 臥待
    【ふしまち】臥しながら遅い月の出をまつこと。
  94. 臥待月
    【ふしまちづき】出が遅いので寝て待つ月。特に陰暦8月19日の夜の月。
  95. 二日月
    【ふつかづき】月齢2の月。陰暦2日の月。
  96. 盆の月
    【ぼんのつき】 陰暦七月一五日の夜の月。
  97. 待宵月
    【まちよいづき】
  98. 待宵
    【まつよい、まつよひ】翌日の十五夜の月を待つ宵の意。
  99. 待宵の月
    【まつよいのつき】来るべき人を待つ宵の意。転じて陰暦八月十四日、明夜の名月。
  100. 豆名月
    【まめめいげつ】陰暦9月13日夜の月。枝豆を供えるのでいう。
  101. 眉月
    【まゆつき】眉に似た細い月。新月のこと。三日月。
  102. 真夜中の月
    【まよなかのつき】陰暦二十三夜の月。
  103. 満月
    【まんげつ】全面が輝いて円く見える月。
  104. 三日月
    【みかづき】陰暦で3日の夜に出る細い弓形の月。
  105. 無月
    【むげつ】 – 旧暦8月15日の月が雲に隠れて見えないこと。
  106. 胸の月
    【むねのつき】心の月。
  107. 名月
    【めいげつ】 – 陰暦8月15日の月。
  108. 明月
    【めいげつ】曇りなく澄みわたった満月。
  109. 望月
    【もちづき】陰暦十五夜の月。満月。
  110. 望の夜
    【もちのよ】陰暦八月十五日、仲秋の満月
  111. 夕月
    【ゆうづき】夕方の月。
  112. 夕月日
    【ゆうつきひ】秋の夕方の月。
  113. 夕月夜
    【ゆうづくよ】夕方に出る月。
  114. 弓張月
    【ゆみはりづき】弓に弦を張った形に似ているところからいう。上弦または下弦の月。
  115. 宵月
    【よいづき】宵の間だけ出ている月。
  116. 宵月夜
    【よいづきよ】宵の間だけ月の出ている夜。
  117. 良夜
    【りょうや】 美しい月夜。
  118. 朗月
    【ろうげつ】明るく澄み渡った月。

冬の月

 

  1. 冬の月
    【ふゆのつき】冬の夜空の寒々と澄みきった月。
  2. 寒月
    【かんげつ】冬の夜の冷たくさえわたった光の月。
  3. 月氷る
    【つきこおる】冴えきった大気の中に浮かぶ澄んだ月のようす。
  4. 寒三日月
    【かんみかづき】冬の三日月。
  5. 月氷る
    【つきこおる】冴えきった大気の中に浮かぶ澄んだ月のようす。
  6. 月冴ゆる
    【つきさゆる】冴えきった大気の中に浮かぶ澄んだ月のようす。
  7. 月天心
    【つきてんしん】冬の満月が天高く昇っているようす。
  8. 冬三日月
    【ふゆみかづき】冬の三日月。

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