91. 初物を食べると75日寿命が延びる
初物は縁起がよく、福を呼び込んでくれると考えられていました。
92. 「人」を手のひらに3回書いて飲むと落ち着く
93. 雛人形の片付けが遅いと晩婚になる
雛人形は天皇の結婚式を表したもので、雛人形をいつまでも出しておくと、いつまでも結婚式が終わらないとの考えから。
94. 北の台所は吉
95. はんこの枠は欠けているのが良い
96. 耳たぶが大きいと金持ちになる
七福神の大黒天(だいこくてん)に由来するといわれています。
97. 宵越しの茶は飲むな(夜越しの茶は飲むな)
一晩置いたお茶は美味しさが失われるます。また、お茶の苦みの元になるタンニンが酸化し、酸化したタンニンは胃壁を刺激するので体に良くありません。
98. 表札をいくつも集めると試験に受かる
99. 腹帯は戌の日に締める
100. 夜に口笛をふくと蛇がくる
101. 夜に新しい靴をおろしてはいけない
むかし、夜に新しい靴を履いて外出する時と言うのは、お通夜等がある時位だったため縁起がよくないとされた。
102. 手が冷たい人は心が温かい
103. 夜に爪を切ると親の死に目に会えない
「夜爪(よづめ)=世詰め(よづめ)」から、短命になるという迷信。
104. へそのゴマを取ると お腹が痛くなる
おへそのゴマを取ると腹膜が刺激され、おなかが痛くなってしまうことがあります。
105. 霊柩車を見たら親指を隠せ
106. 門松の一夜飾りはダメ
107. ワカメやコンブを食べると、髪の毛が増える
医学的な根拠がありません。
108. 落ちている鏡を拾うのは縁起が悪い
人を写す鏡には魂がこもっているとされたため鏡を拾うことを恐れた。
109. 柚の木は植えた人が死なないと実がならない
110. 箸と箸で食べ物を渡してはいけない
「箸渡し」といわれるマナー違反です、葬式の風習に関係しています。
111. 黄身が2つある卵を食べると双子が生まれる
むかし、双子を不吉なものと捉え、それを回避させるために言われた。
以上、『日本の迷信・ジンクス・俗信一覧 100選』を紹介しました。
迷信に夢中になり、真剣に信じている人もいる一方で、迷信を全く信じてない人も多くいると思います。
迷信の中にはマナーや作法を諭したり、悪い行いを戒めるために使われ、伝わったものもたくさんあるようです。
中には全く意味のないものもありますが、古くから伝わってきている迷信には意外な意味や由来があるようですね。
コメント