迷信というのは、科学的な根拠を持たないにもかかわらず、世に広がった信仰のようなものです。この誤った信仰は、勘、経験、誤解などからできた非論理的、非科学的なものであり、そのまま信じて良いものというわけでもないようです。
しかしながら、迷信や言い伝えは、科学的な根拠を持たないとはいえ、先人の経験からくる知恵が詰まったものとも言えるのではないでしょうか。
ここでは、「道理に合わない言い伝え(迷信)」を一覧にまとめて紹介していきます。
タイトルには100選とありますが、100種類以上の「迷信」をまとめています。
日本の迷信・ジンクス・俗信一覧
1. 朝の蜘蛛は縁起がいい
昔から、朝の蜘蛛は幸福を運んでくる象徴だといわれています。
2. 朝の蜘蛛は仇でも逃がせ
「朝の蜘蛛は縁起がいい」と同じ。
3. 夜の蜘蛛は縁起が悪い
泥棒が入る前兆だといわれる地域が多いようです。
4. 夜の蜘蛛は親でも殺せ
「夜の蜘蛛は縁起が悪い」と同じ。
5. ツバメが低く飛ぶと雨が降る
ツバメの餌になる虫は湿度が上昇すると羽が重くなって高く飛べないため。
6. 秋茄子(あきなす)は嫁に食わすな
秋茄子は体を冷やすから、大事な嫁に食べさせるなという意味。もうひとつは、憎らしい嫁に美味しい茄子を食べさせるのは、もったいないという意味。
7. 遠くの音がよく聞こえると雨
8. アリが巣穴をふさぐと雨
9. 池の魚が水面でパクパクすると雨
10. 朝焼けは雨・夕焼けは晴れ
11. 朝霧・朝つゆは晴れ
12. ご飯粒が茶碗につきやすいと晴れ
13. 大雪の年は豊作
14. 星が瞬くと風が強くなる
15. 桜の色が薄い年はいつまでも寒い
16. 春の入道雲はヒョウが降る
17. 蛙が鳴くと雨
18. 山が笠をかぶると雨
19. 太陽や月に笠がかかると雨
20. 猫が顔を洗うと雨が降る
21. 嘘をつくと閻魔様(えんまさま)に舌を抜かれる
二度とつけなくなるという嘘つきへの戒め。
22. 嘘をつくと地獄に落ちる
「嘘をつくと閻魔様(えんまさま)に舌を抜かれる」と同じ。
23. うなぎと梅干しを一緒に食べるとお腹を壊す
昔は、鰻の脂っこさと梅干しの酸味が刺激し合い、消化不良を起こすと考えられていたようです。他にも「天ぷらと氷」「スイカと天ぷら 」などが食べ合わせが悪いといわれます。
24. 櫛をまたぐと嫁に行けない
25. 白いヘビは吉
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