七福神の御詠歌
御詠歌とは?
ご詠歌とは、仏教の教えを五・七・五・七・七の和歌と成し、旋律=曲に乗せて唱えるものであり、日本仏教において平安時代より伝わる宗教的伝統芸能の一つです。五七調あるいは七五調の詞に曲をつけたものを『和讃』(わさん)と呼び、広い意味では両者を併せて『ご詠歌』として扱います。
御詠歌の紹介
恵比寿 ・・・・・・ 釣り上げし 魚を宝と抱きしめて 笑う恵比寿の 神の御威徳
大黒天 ・・・・・・ 打つ槌に 宝の雨をふらしつつ 無福の民を 救う御神
弁才天 ・・・・・・ ひく琵琶の 妙なる音にも似たるかな 福を喜ぶ 諸人の声
毘沙門天 ・・・・・ 魔を降す 猛き姿にひきかえて 情けにあまる 福徳の神
布袋尊 ・・・・・・ 限りなき 宝の布袋みてはげめ 笑う門には 福来るなり
寿老人 ・・・・・・ 玄鹿の 命長きにあやかれと 杖を引きつつ 世を救う神
福禄寿 ・・・・・・ 仰ぎ見る その御頭の長きごと 延寿の徳を 与えまします
七福神の宝船と御真言・御詠歌 まとめ
七福神にまつわる回分歌、御真言、御詠歌を紹介しました。
御真言は、声に出して無心に唱えると、
ご利益がある御真言であれば、参拝の際に唱えてみるのもいいかもしれませんね。
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