法要と法事は、今では同じ意味で使われていますが、法要は、亡くなった方に対しての供養(追善供養)を営むことで、法事は仏教行事全般(お盆・彼岸供養など)のことを指します。
年忌(ねんき)とは、祥月命日に営まれる仏事のことをいい、日本の仏教では、定められた年に亡くなったに対して営まれる法要を、年忌法要(年回法要)といいいます。
一・三・七・十三・十七・二十三・二十七・三十三回忌というように、三と七のついた年に行なわれています。
日数の数え方
仏教では没後7日ごとに法事を営む事を「忌日(きび)法要」といい、亡くなった人を供養します。
これを 『中陰の七仏事』といい
初七日
二七日(ふたなのか)
三七日(みなのか)
四七日(よなのか)
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と続き
七七日(なななのか)にあたる四十九日をもって忌明けになります。
また、百箇日までの法要は、亡くなった日を含めて日数を数えます。
一周忌は亡くなってから満一年目に行ないますが、他の「◯回忌」という法要は満年数マイナス一年で行ないます。
例えば三回忌は満3年目ではなく、満2年目の命日に行ないます。 平成25年に亡くなった場合、一周忌法要は平成26年。三回忌法要は3年目の平成28年ではなく2年目の平成27年に行います。
仏式の法要 一覧
法要
命日 | めいにち | 亡くなった日 |
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追善法要
初七日 | しょしちにち しょなのか しょなぬか |
亡くなった日から7日目。 |
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二七日 | にしちにち ふたなのか ふたなぬか |
亡くなった日から14日目。 |
三七日 | さんしちにち みなのか みなぬか |
亡くなった日から21日目。 |
四七日 | ししちにち よなのかよなぬか |
亡くなった日から28日目。 |
初月忌 | はつがっき | 亡くなった日から1カ月目。 初めての月命日。 |
五七日 | ごしちにち いつなのか いつなぬか |
亡くなった日から35日目。 |
六七日 | ろくしちにち むなのか むなぬか |
亡くなった日から42日目。 |
七七日 (四十九日) |
しちしちにち なななのか なななぬか しじゅうくにち |
亡くなった日から49日目。 忌明け(御霊が家から離れ霊界へ旅立つ)の法要がなされます |
追悼法要
百箇日 | ひゃっかにち | 亡くなった日から100日目。 百箇日は卒哭忌(そっこくき)とも呼ばれ、遺族のみで供養をします。 |
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初盆・新盆 | はつぼん にいぼん |
初盆の法要は、四十九日を過ぎてから初めてのお盆に行います。四十九日よりも前にお盆が来た場合には、翌年に初盆の法要を行います。 |
年忌法要
一周忌 | いっしゅうき | 亡くなってから1年目。 亡くなった翌年の祥月命日(しょうつきめいにち・亡くなった月日と同じ月日)のこと。 |
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三回忌 | さんかいき | 亡くなってから2年目。 亡くなった年含めて3年目。 |
七回忌 | ななかいき | 亡くなってから6年目。 亡くなった年を含めて7年目。 |
十三回忌 | じゅうさんかいき | 亡くなってから12年目。 亡くなった年を含めて13年目。 |
十七回忌 | じゅうななかいき | 亡くなってから17年目。 |
二十三回忌 | にじゅうさんかいき | 亡くなってから23年目。 |
二十七回忌 | にじゅうななかいき | 亡くなってから27年目。 |
三十三回忌 | さんじゅうさんかいき | 亡くなってから33年目。 弔い上げ(とむらいあげ)とも言われ、弔い上げをもってそれ以降の年忌法要は終了するとされます。 |
五十回忌 | ごじゅっかいき | 亡くなってから50年目。 地域によって、五十回忌をもって弔い上げとするところもあります。 |
百回忌 | ひゃっかいき | 亡くなってから100年目。 |
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