介護施設やグループホームで働いている方はレクリエーションの重要性をよく理解していると思いますが、同時にレクリエーションを行う際の作業が負担になったりしてませんか?
準備や片づけ、ルールや やり方を皆にわかるように説明、利用者への気遣いなどなど意外と労力を必要とします。
ORIGAMIシニアは、その負担をなるべく軽減できるように支援していくため以下のようなことを実践しています。
高齢者のためのレクリエーションとは
ここでいう高齢者のための脳トレレクリエーションは、生活を豊かにすることを目的としています。 本人がどのように生活をしていきたいのかを理解し、そのためにどのような支援が必要なのかを考え、その人にあったレクリエーションを提供することが大切です。
なぜレクリエーションが必要なのか
個人差はありますが高齢になってくると日常の動作にしにくくなったり、記憶力が低下したりなど様々な支障ができてきます。 これらのことを維持向上させるためには何かしらの動作や刺激が必要になります。
福祉レクリエーションは日常生活動作(ADL)や手段的日常生活動作(IADL) に効果があると言われています。
日常業務が忙しくてなかなかレクリエーションに手が回らないということも多々あると思いますが高齢者の方の生活維持、生活改善、生活向上を考えるととても重要なファクターと言えるでしょう。
高齢者の方の日常動作が向上すれば、担当者の負担を減らすことにもなりますので、どちらにもいい効果が得られるわけです。
レクリエーションの作用
頭を使う、体を使う、指先を使う、心を使う。 これらはすべて日常生活動作の向上に役立ちます。 レクリエーションをすることで仲間との交流する機会が増え、仲間とともに考え、行動し、学ぶことができ、そこから派生して考えていることを共有したり、更に考えを発展させることで自立した考えや動作を生み出すことができます。
何もせずにボーッとしていたり、テレビを見たりしていても生活向上の効果は得られません。 なにか行動することが大切なのです。 この動作が脳や体を衰えさせないために最も重要です。
脳や体が活性化すればやる気が湧いてきて新しいことにチャレンジしたくなるかもしれません。 それは同時に生きがいに繋がり、豊かな生活を続けることができるようになります。
レクリエーション活動支援
高齢者と一口に言っても様々で、年齢や生活環境、認知症の症状などで提供できるレクリエーションが変わってきます。 できないものを無理に押し付けても全く意味はありませんし、簡単過ぎたり退屈なものを提供しても効果は薄いでしょう。
高齢者各個人や日常動作が同程度のグループそれぞれに適したレクリエーションを提供するのが大切です。そうすることで、利用者の方が参加したい気持ちになったり、レクリエーションを楽しみにしたりという「いい感情」が出てくるはずです。
大切なのは、利用者が「楽しむこと」であり、それが生活の維持・向上につながっていくことがレクリエーションの最大の目的と言えます。
しかし、これらを行う担当者はけっこう大変な仕事量になるかもしれません。
担当者の負担を減らす方法を考えなければいけませんね。
次のページでは、担当者の負担軽減方法について触れてみましょう
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