認知症は予防できる!
認知症も生活習慣病のひとつといわれています。 生活習慣を改善することで予防することが可能です。
認知症の原因の多くの部分をアルツハイマー病と脳血管性認知症が占めており、この2つを予防することは極めて重要であり、そのためには、高血圧や糖尿病の予防改善がとても大切です。
アルツハイマー型認知症は、認知症の中でも最も多く、全体の約6割を占める病気。
アルツハイマー型になる原因ははっきり解明されていませんが、生活習慣を改善すことで、予防につながるとされています。
高血糖状態や運動不足、喫煙、飲酒などは認知症の発症リスクを高めるだけでなく認知症以外の生活習慣病にも繋がります。
脳の血管に障害が起きると、脳血管性認知症が発症しやすくなります。
生活習慣病が脳に及ぼす影響
糖尿病
生活習慣によって引き起こされるものは2型糖尿病です。生活習慣によってインスリンの分泌が低下したり、インスリンに対して抵抗性が出る事で、血液の中のブドウ糖を処理し切れず、血糖値が高いままになると、脳血管や脳神経に障害が起こりやすくなります。
糖尿病患者はアルツハイマーの発症リスクが2倍に
2型糖尿病は、血管に障害を起こす脳血管性認知症とも深い関わりがあるとされていますが、アルツハイマー型認知症になるリスクも高いとも言われています。九州大学で行われていた研究によると、2型糖尿病と関係する高インスリン血症の状態が、アルツハイマー型の原因と言われている、アミロイドβ蛋白を分解出来なくする事がわかりました。また、アルツハイマー型の原因と考えられている、もう一つの物質である タウ蛋白の変質促進にも関わっているとされています。これらのことから、糖尿病の人のアルツハイマー発症リスクは、血糖値が正常な人より2倍も高くなっている事も明らかになっています。
高血圧
最高血圧が140mmHg、もしくは最低血圧が90mmHg以上の場合を高血圧とし、この状態が続く場合を高血圧と呼びます。血圧が高い状態が続くということは、血管が引き伸ばされている状態が続くということですから、血管が傷み、動脈硬化などを起こしやすく、脳卒中などの原因になります。
高血圧の方は脳血管性認知症のリスクが3倍以上に
生活習慣病は脳血管障害を起こしやすくし、脳血管性認知症の発症に関係しているのではないかと考えられています。1985年から数回に渡り福岡県の久山町で行われている調査では、高血圧の人は血圧が正常な人に比べて、血管性認知症のリスクが高まることが分かっています。老年期(65~79歳)の場合、高血圧の人は正常な人に比べて血管性認知症のリスクが3.0~5.5倍高いとされています
食生活の改善
食べ過ぎに注意し、食べる時は腹八分に食べる。また甘い物ばかり食べないように注意し、糖尿病を防ぎましょう。
どういう食事をとっている人が認知症になりにくいかというと、
- 大豆製品
- 野菜
- 海藻
- 乳製品
- 果物
- 魚
- 卵
これらを 普段から食べている人が認知症になりにくい傾向があるそうです。 和食と牛乳などの乳製品を加えた食事がいいようです。
コレステロール値を上げないよう、海藻や野菜、果物など、バランス良く食べ、高血圧にならないように、塩分を控えましょう。
お酒が好きな人は、アルコール性の認知症というのもありますので、適度な量を飲むように改善するのが良いでしょう。多量に飲む人はすぐに改善しましょう。
運動による改善
運動する人はしない人に比べて発症リスクが低いとの研究結果が出ています。
運動が出来るのであれば、自分の体力や能力に合わせて、無理せず、途中で挫折しないよう、長く続ける事が大事です。
生活改善を意識して、日常生活でなるべく動く事を心がけてみてください。
認知症は生活習慣改善で予防 まとめ
認知症の予防には、血糖と血圧を正常に保つことが重要で、運動と食事に気をつけて生活することがとても大切です。
また、喫煙者であれば、喫煙は出来るだけ控えましょう。
喫煙は動脈硬化になる危険性が高く、認知症の発症リスクも同様に高くなります。
そして、ストレスを溜めないことも重要です。 ストレスによる暴飲暴食や睡眠不足に気をつけなければいけません。睡眠不足も認知症の関係があるとされています。
- 食事改善
- 適度な有酸素運動
- 喫煙を控える(喫煙者のみ)
- 良質な睡眠
上記の4つに注意して生活することで認知症のリスクが低下します。
生活を改善して健康的な毎日を送れば認知症予防に繋がります。 物忘れや認知症の心配をしている人は少しずつでもこれらの改善対策を始めてみてはいかがでしょうか?
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ことわざクイズ
誰でも知っていることわざをクイズ問題にしました。 穴埋め問題なので簡単かもしれませんが脳トレの準備運動には最適です。
まずは、ここから始めてみましょう。
類義語クイズ
漢字の類義語をクイズにしました。 知っているけどなかなか言葉に出てこないなんてことがよくあると思います。
この問題も同様で、「わかっているんだけど、なんだっけ?」というような感じに陥るかもしれません。
知っている言葉ばかりなので思い出す力をフルに使って脳を刺激してあげましょう。
思い出し 10個クイズ
知っているものを10個 書き出すだけのシンプルな問題です。
10個となると意外と難しかったりします。 お友達やグループでのレクリエーヨンにもピッタリのプリントです。
思い出し クイズ
昨日の夕食を覚えていますか?
少し前のことを思い出すトレーニングは、認知症や物忘れの予防に最適です!
このプリントを使って思い出す力を向上・改善させましょう。
四字熟語クイズ
よく知られている四字熟語の穴埋め問題です。
穴埋めにすると意外と難しくなったりします。
ヒントもあるので、思い出す力のトレーニングをしましょう。
歴史上の人物 クイズ
学生時代に習った有名な歴史上の人物をクイズにしました。
昔、受験生だった頃の記憶を蘇らせて挑戦してください。
漢字組み合わせクイズ
部首を分解した漢字を組み合わせて、正しい漢字と言葉を作ってください。
知っている漢字を思い出す力と組み立てる力が必要になりますね。
漢字熟語クイズ 和同開珎
2文字の漢字の熟語クイズです。
共通する1文字の漢字を埋めると4つの言葉が出来上がります。
知っている漢字、言葉を思い出して完成させてください。
都道府県 クイズ
誰でも知っている都道府県名を お見出しながら質問に答えていってください。
「動物の名前」が入っている都道府県名は?
頭の中で思い浮かべて答えてみてください。
けっこう難しいかもしれませんね。
ひらがな 穴埋め クイズ
5文字の言葉になった「ひらがな」が虫食い状態になっているので、穴の部分を埋めて正しい言葉を完成させましょう。
知っている言葉を頭の中で思い出しながらクイズに挑戦してください。
最後に
認知症予防のための生活習慣改善について紹介しました。 生活習慣を改善するだけで、認知症リスクが下がりますので、ぜひ少しずつでも取り入れていってください。
合わせて、脳トレで脳を刺激してあげることも忘れないでください。
脳を使って刺激してあげることで、脳が活性化し症状の改善に繋がると言われています。簡単な本を声に出して読んでみたり、音楽を聴いたり、皆と一緒に歌うのも良いと思います。
自分の昔話を語らせてあげるのもおすすめです。回想法というリハビリで脳が刺激されます。
また手指を使う折り紙やちぎり絵やお手玉など、遊びも兼ねて楽しくリハビリが行えるようにしましょう。
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