夜と火が結びつくフランス語・イタリア語
夜の空気に溶け込みながら、静かに存在を主張する火の表現が並びます。柔らかな音の流れがあり、情景に穏やかな温度を添えます。
- Lueur — リュール|フランス語
かすかな光。
闇の中ににじむように現れる明るさが、言葉にならない感情や、夜の余白をそっと照らします。 - Braise — ブレーズ|フランス語
熾火。
炎を上げずに熱を保つ火として、静かに続く想いや、抑えた情熱を感じさせます。 - Veilleuse — ヴェイユーズ|フランス語
常夜灯。
眠りのそばで灯る小さな光が、安心感と見守られている感覚をやさしく伝えます。 - Feu — フー|フランス語
火。一般的な「火」の語。基本語彙。 - Flamme — フラム|フランス語
炎。「炎」「火炎」を意味する基本語。 - Flammèche — フラメッシュ|フランス語
火花、小さな火片。炎の飛び火や小さな火のきらめき。 - Brandons — ブランドン|フランス語
炎の燃えさし・火の粉。燃え残りの炭や火片を指す語。 - Tison — ティゾン|フランス語
燃えさしの木片。薪から抜け落ちた熱を持つ炭を意味します。 - Lueur — リュール|フランス語
ほのかな光。夜の中の弱い光や微かな輝きとして使われます。 - Feu follet — フー・フォレ|フランス語
光る小さな火や幽霊火(ウィル・オー・ザ・ウィスプ)。夜に見える蜃気楼のような小さな光を指す語。 - Braciere — ブラチェーレ|イタリア語
火鉢、熾火の容器。
囲まれた火のイメージが、内向きの温もりや、静かな集いを思わせます。 - Favilla — ファヴィッラ|イタリア語
小さな火花。
一瞬のきらめきが、心に残る感情の始まりをそっと示します。 - Fiamma tenue — フィアンマ・テヌエ|イタリア語
弱く淡い炎。
主張を抑えた燃え方が、夜の静けさと調和します。 - Calore residuo — カローレ・レジドゥオ|イタリア語
残る熱。
火が去った後も続く温度が、記憶や感情の名残を静かに伝えます。 - Fuoco — フォーコ|イタリア語
火。一般的な「火」の語。熱や炎を含む広い意味。 - Fiamma — フィアンマ|イタリア語
炎。燃えている火の部分や炎の線として使われる語。 - Fuochi — フォーキ|イタリア語
複数の火、花火を示すこともある語。 - Brace — ブラーチェ|イタリア語
炭・熾火(残り火)。燃え尽きたあとに熱を保つ炭。 - Scintilla — シンティッラ|イタリア語
火花、小さな閃きの光。 - Lume — ルーメ|イタリア語
小さな光、灯。ランプや小さな光源を示す一般語。
ドイツ・北欧言語の静かな火
寒さや闇の中で大切に守られてきた火を思わせる表現です。控えめでありながら、確かな温もりを感じさせます。
- Glöd — グロード|スウェーデン語
熾火。
炎を見せずに熱を宿す姿が、内側に続く感情や忍耐を象徴します。 - Skær — スケア|デンマーク語
淡い光。
はっきりしない明るさが、夜の静けさと溶け合います。 - Glut — グルート|ドイツ語
赤く熱を帯びた火。
表面は静かでも、奥に強さを秘めた状態を表します。 - Schimmer — シマー|ドイツ語
かすかな輝き。
光と影の間にある揺らぎが、穏やかな余韻を残します。 - Glødning — グロードニング|ノルウェー語
ほのかな熱。
見えない火の存在が、内側の持続を感じさせます。 - Schwelen — シュヴェーレン|ドイツ語
くすぶる。
表に出ない燃焼が、抑えた感情や沈黙の時間を表します。 - Varm glans — ヴァルム・グランス|スウェーデン語
温かな輝き。
冷たい環境の中で際立つ、静かな安心感を含みます。 - Glödbädd — グロードベッド|スウェーデン語
熾火の床(燃えさしの層)。
火が落ち着いたあとに残る熱の層を指し、手をかざすだけで生きている温度が伝わる感じが出ます。 - Pyra — ピーラ|スウェーデン語
(火が)くすぶる/弱く燃える。
炎を立てず、ゆっくり続く燃え方を表す語で、静かな夜の火や、灰の下の熱に似合います。 - Glöd — グロード|スウェーデン語
熾火/燃えさし。
火そのものというより、赤い熱と余韻を含む語感で、内側に残る温もりをまっすぐに言えます。 - Glød — グルー|デンマーク語
熾火(炎のない熱と光)。
小さな燃えさしが放つ光と温度を指す基本語で、生活の火の静けさをそのまま置けます。 - Ulme — ウルマ|デンマーク語
くすぶる(炎を出さずに燃える)。
表には出ない燃焼を表し、火の気配だけが続く時間を描けます。 - Skær — スケア|デンマーク語
ほのかな光/淡い色合い(光のにじみ)。
暗さの中でふっと浮く明るさを示す語で、火そのものより「火が生む静かな明るさ」に寄ります。 - Glør — グール|ノルウェー語(ブークモール/ニーノシュク)
熾火/燃えさし。
焚き火のあとに残る赤い熱を指す語として確認でき、夜の冷え込みの中で守る火の像に合います。 - Gløde — グローデ|ノルウェー語
ほのかに光る/赤熱する(glow)。
強い輝きではなく、温度を帯びた光が続く感じを出せます。 - Glóð — グロウズ|アイスランド語
熾火/燃えさし。
火が静まったあとの“赤い核”を指す語として辞書に載り、北の夜の火の像がまっすぐ立ちます。 - Glimmen — グリメン|ドイツ語
(火・灰が)ほのかに光る/くすぶる。
炎ではなく、灰や炭の奥で続く光に焦点が当たり、沈黙の火の雰囲気が出ます。 - Glut — グルート|ドイツ語
熾火/燃えさし(赤い熱)。
表面が静かでも内側に熱が残る状態を言え、感情の余熱にも寄せやすい語です。
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