「男の修行」「やってみせ」など有名な名言を残している元帥海軍大将 山本五十六の心に響く名言・格言を一覧で紹介しています。
山本 五十六(やまもと いそろく)
出生地:新潟県長岡市
生年月日:1884年4月4日 おひつじ座
没年月日:1943年4月18日(享年59歳)
日本の海軍軍人で最終階級は元帥海軍大将。第26、27代連合艦隊司令長官。海軍兵学校32期生。
昭和14年(1939)連合艦隊司令長官となり、太平洋戦争で真珠湾攻撃・ミッドウェー海戦などを指揮し、前線視察の際、ソロモン諸島上空(ブーゲンビル島上空)で戦死(海軍甲事件)。
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山本五十六の名言 一覧
一、
苦しいこともあるだろう。
言いたいこともあるだろう。
不満なこともあるだろう。
腹の立つこともあるだろう。
泣きたいこともあるだろう。
これらをじっとこらえてゆくのが、
男の修行である。
二、
やってみせ、言って聞かせて、
させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、
任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、
信頼せねば、人は実らず。
三、
実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。
四、
内乱では国は滅びない。が、戦争では国が滅びる。内乱を避けるために、戦争に賭けるとは、主客転倒も甚だしい。
五、
それは是非やれと言われれば初め半年や1年の間は随分暴れてご覧に入れる。然しながら、2年3年となれば全く確信は持てぬ。三国条約が出来たのは致方ないが、かくなりし上は日米戦争を回避する様極極力御努力願ひたい。
六、
博打をしないような男はろくなものじゃない。
七、
男は天下を動かし、女はその男を動かす。
八、
中才は肩書によって現はれ、大才は肩書を邪魔にし、小才は肩書を汚す。
九、
百年兵を養うは、ただ平和を守るためである。
十、
もし、この命令を聞いて帰れないと思う士官があるのなら、即刻辞表を出せ。百年兵を養うのは、ただ平和を守る為である。
十一、
人は誰でも負い目を持っている。それを克服しようとして進歩するものなのだ。
十二、
人はみな、それぞれ与へられた天職がある。職分を如何に巧みに処理するかによって、その人の値打ちがきまる。
一三、
人は神ではない。誤りをするというところに、人間味がある。
一四、
日本人は偉大な民族であり、前より立派に復興する。
一五、
実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。
なぜなら、われわれ実年者が若かったときに同じことを言われたはずだ。
今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、道であっても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。
その若者が、こうして年を取ったまでだ。
だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。
何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。
一六、
ああ われ何の面目かありて見えむ大君に 将又 逝きし戦友の 父兄に告げむ言葉なし いざまてしばし若人ら 死出の名残の一戦を 華々しくも戦ひて やがて あと追ふわれなるぞ。
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