苗代半作
苗のよしあしが収穫の50%を決めてしまうほど、大切であるということ。(米作りも苗代で苗を育てる間が大切なので、そこからでたことば)
二番煎じ
一度煎じたお茶や薬などを、もう一度煎じたもののことから、前のもののくり返しで、新鮮味や効きめなどがないことのたとえ。
糠に釘
ぬかにくぎを打つ意から、なんの手応えも、効きめもないことのたとえ。
濡れ手で粟
ぬれた手であわをつかむと、あわつぶがいっぱい手についてくることから、たいした苦労もしないのに、簡単に多くの利益を得ることのたとえ。
根が生える
根が生えて動かないように、その場所から少しも動かないたとえ。
猫の額
猫のひたいが狭いことから、土地や庭などが非常にせまいことのたとえ。
根掘り葉掘り
いろいろなことを、細かく、また、しつこく聞いたり調べたりするようす。
根も葉もない
なんの根拠もない。
畑違い
その人の専門の分野ではないこと。
畑に蛤
畑を掘ってもはまぐりはでてこないことから、見当違いのことを求めるたとえ。
破竹の勢い
竹は一節に割れ目を入れると、一気に、最後まで割れてしまうことから、止めることができないほどさかんな勢い。
這っても黒豆
黒い物をみて黒豆だと主張した人が、やがてそれが動き出しても、虫であるとは認めず、黒豆だと言い張り続けたという話から、理屈に合わなくても、自分の考えをまげずに強情を張るたとえ。
話に花が咲く
次から次へ、いろいろな話がでて話がはずむ。
花も実もある
枝に美しい花が咲き、実もつくように、外観も美しく内容も充実している。また、道理も人情もわきまえているたとえ。
花より団子
花を見て楽しむよりも、腹がいっぱいになるだんごを食ったほうがよいということ。風流なものより実際の利益を重んじるたとえ。
花を持たせる
名誉やてがらを相手にゆずる。相手をたてる。
旱(ひでり)に雨
日照り続きで地面がからからにかわいて困っているときに降る雨のように、望みがかなえられたり、困っているときに助けられたりして喜ぶときのたとえ。
一花咲かせる
しばらく目立たなかった人が、一時的にはなやかな活躍をすることのたとえ。
瓢箪から駒がでる
ひょうたんから出るはずもない駒(=馬)が出るということから、あり得ないことが起きる。冗談で言ったことが真実になることのたとえ。
瓢箪に釣り鐘
ひょうたんと釣り鐘は、大きさや重量がひじょうに異なることから、差がありすぎて比べものにならないことのたとえ。
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