『心』が入る四字熟語一覧 – 50選 | ORIGAMI – 日本の伝統・伝承・和の心

四字熟語の中から『心』の文字が入る熟語を集めて一覧にまとめましたのでご活用下さい。

心の付く言葉といってもいろいろあり優しい・美しい言葉ばかりではありません。

ここの一覧にある熟語は大抵がいい意味を持つ熟語ですが、寂しい気持ちや欲にまみれた言葉も含まれています。

これも全て人間の心にまつわる言葉であるからでしょう。

それでは、『心』が入る四字熟語一覧をごらんください。

心が入る四字熟語一覧表

四字熟語	読み方	意味
安心決定	あんじんけつじょう	信念を得て心が定まること。
安心立命	あんじんりつめい	心が動揺しないこと
以心伝心	いしんでんしん	無言のうちに心が通じ合うこと。
異体同心	いたいどうしん	からだは別々でも心は一つであること。
一意摶心	いちいせんしん	ひたすら一つのことに心を集中すること。
一意専心	いちいせんしん	ひたすら一つのことに心を集中すること。
一大決心	いちだいけっしん	大きな決心を示す表現。
一味同心	いちみどうしん	同じ目的をもって集まり、心を一つにすること。
一心一意	いっしんいちい	心を一つにして一途に思うこと。
一心同体	いっしんどうたい	二人以上の人が心を一つにして行動すること。
一心不乱	いっしんふらん	心を一つの事に集中して、他の事に気をとられないこと。
一寸丹心	いっすんのたんしん	いつわりのない真心。
一徳一心	いっとくいっしん	共通の利益のために心を合わせ協力して行動すること。
一片氷心	いっぺんのひょうしん	清く澄みきった心、また心境のこと。
意馬心猿	いばしんえん	心に起こる欲望や心の乱れを抑えることができないこと。
雲心月性	うんしんげっせい	名声や利益を求めず、雲や月のように清らかな心をもつ人のこと。
開心見誠	かいしんけんせい	心を開いて誠意をもって人に接すること。
灰心喪気	かいしんそうき	火が消えた灰のように元気がなくしょげている心。
回心転意	かいしんてんい	過去を悔いて心を入れ替えること。
鬼面仏心	きめんぶっしん	表面は怖そうだが、内心はとてもやさしいこと。
虚気平心	きょきへいしん	感情をなくして心を落ち着けること。
虚心坦懐	きょしんたんかい	心になんのわだかまりもなく、気持ちがさっぱりしていること。
虚心平気	きょしんへいき	平静で、心にわだかまりをもたないこと。
錦心繍口	きんしんしゅうこう	詩文の才能にすぐれているたとえ。
疑心暗鬼	ぎしんあんき	疑いの心があると、なんでもないことでも怖いと思ったり、疑わしく感じることのたとえ。
苦口婆心	くこうばしん	相手を気づかい、何度も教えさとすこと。
四無量心	しむりょうしん	仏が4種の方面に心を限りなく配ること。
上下一心	しょうかいっしん	身分の上下を問わず、心を一つにすること。
焦心苦慮	しょうしんくりょ	心を痛めて、あれこれ思いをめぐらし悩むこと。
小心翼翼	しょうしんよくよく	が小さく、びくびくしているさま。
心願成就	しんがんじょうじゅ	神や仏などに心から祈っていると、願いはかなえられるということ。
心機一転	しんきいってん	物事を始める際にそれまでの気持ちを新しくすること。
心慌意乱	しんこういらん	あわてて心が乱れ、何がなんだか分からなくなってしまう状態。
心織筆耕	しんしょくひっこう	文筆で生計をたてること。
心身一如	しんしんいちにょ	仏教で、肉体と精神は一体のもので、分けることができず、一つのものの両面であるということ。
心神耗弱	しんしんこうじゃく	心神の正常な働きがいちじるしく困難な状態。
身心脱落	しんじんだつらく	身と心の束縛から自由になり、真に無我になりきった悟りの状態。
心地光明	しんちこうめい	心が清く正しく、広いさま。
心頭滅却	しんとうめっきゃく	心が無の境地に至れば、火でさえも涼やかである、すなわち苦しみも苦しみとは思わなくなるという意味。
心平気和	しんぺいきわ	平静で、心にわだかまりをもたないこと。
心満意足	しんまんいそく	非常に満足すること。
人心一新	じんしんいっしん	人々の気持ちを入れ替えて、まったく新しくすること。
人心収攬	じんしんしゅうらん	人々の心をうまくとらえてまとめること。
誠意誠心	せいいせいしん	うそいつわりなく、真心をもって事に当たること。
世道人心	せどうじんしん	世の中の道徳と人の心。
大快人心	たいかいじんしん	世間の人を痛快な気分にさせること。
多情仏心	たじょうぶっしん	人や物事に対して情の多いことが、仏の慈悲の心であるという意。
胆大心小	たんだいしんしょう	大胆でいて、しかも細かな注意を払うさま。
万能一心	まんのういっしん	何事をするにも、心を集中してしなければならないということ。
戮力協心	りくりょくきょうしん	全員の力を結集し、一致協力して任務に当たること。
老婆心切	ろうばしんせつ	老女が子や孫をよくいつくしむ意。