- 霜夜(しもよ)
霜の降りた夜。寒さが厳しい夜、地面が霜で覆われて白く輝く様子は、冬の美しい風景です。霜夜の冷たさは、冬の静寂を感じさせます。 - 霜枯れ(しもがれ)
霜のために草木が枯れしぼむこと。霜が降りた朝、草木が白く凍りつき、しおれてしまう様子は、冬の厳しさを物語ります。 - 露霜(つゆじも)
露が凍って霜のようになったもの。水霜。夜露が冷え込み霜に変わる様子は、朝の冷たさを感じさせます。 - 驟雨(しゅうう)
にわか雨、夕立。突然降り出す激しい雨は、雷とともに一気に降り注ぎます。驟雨の後、空が晴れて虹が現れる瞬間は、自然の美しさを感じさせます。 - しののに
しっとりと、ぐっしょりと。雨に濡れた草や花がしっとりと潤う様子を表します。雨上がりのしののにした景色は、清々しい気持ちをもたらします。 - 上風(うはかぜ)
草木などの上を吹き渡る風。夏の暑い日に、草の上を吹き抜ける涼しい風が、心地よい涼しさをもたらします。風が葉を揺らす音が、静かな田舎の風景を引き立てます。 - 下風(したかぜ)
草木の下を吹き通る風。草むらの中を吹き抜ける風が、草の香りを運びます。下風の涼しさは、暑い日の安らぎを感じさせます。 - 冴ゆ(さゆ)
冷え込む。冬の寒さが厳しくなる夜、空気が冷たく冴え渡ります。冴ゆる夜、月明かりが雪に反射して美しい光景を作り出します。 - 凝る(こごる)
手足がかじかむ。冬の寒さで手足が凍えるような冷たさを感じることを表します。凝る寒さの中、温かい飲み物で体を温める時間が心地よいです。 - 凪(なぎ)
風がやんで海が穏やかになること。風が止まり、海が静かに波打つ様子は、心に平穏をもたらします。凪の時間、船の上でのんびりと過ごすひとときは、贅沢な安らぎを感じさせます。 - 初風(はつかぜ)
その季節の初めに吹く風、秋のはじめに吹く風。季節の始まりを告げる風が、心に新たな希望をもたらします。初風が吹くと、季節の移り変わりを感じます。 - 北風(きたかぜ)
北方から吹いてくる冬の季節風。冷たい北風が、冬の厳しさを運んできます。北風が吹くと、家の中で温かく過ごす時間が大切になります。 - 南風(はえ)
南から吹く夏の風。暖かい南風が、夏の訪れを感じさせます。南風が吹くと、海辺でのんびりと過ごす時間が心地よいです。 - 吹きすさむ(ふきすさむ)
風が激しく吹く。強い風が木々を揺らし、荒れ狂う様子を表します。吹きすさむ風の中、自然の力強さを感じます。 - 夕風(ゆうかぜ)
夕方に吹く風。夕暮れ時の風が、日中の暑さを和らげます。夕風が吹くと、一日の終わりの静けさを感じます。 - 夜風(よかぜ)
夜に吹く風。夜の静かな風が、涼しさと静寂を運んできます。夜風に吹かれながら月を眺めるひとときは、心を癒します。 - 寒み(さむみ)
寒いので。寒さが厳しい季節、体を温めるために温かい食べ物や飲み物が恋しくなります。寒みの中、暖かい部屋で過ごす時間が心地よいです。 - 寒雲(かんうん)
冬の寒々とした雲。灰色の雲が空を覆い、冬の冷たさを感じさせます。寒雲が広がる空を眺めると、冬の静寂を感じます。 - 山風(やまかぜ)
山からふもとへ吹き下ろす風。山の冷たい風が、ふもとの町を涼しくします。山風が吹くと、自然の力を感じます。 - 川風(かわかぜ)
川面を吹きわたる風。川沿いを歩くと、川風が心地よい涼しさを運んできます。川風に吹かれながら、自然の景色を楽しむひとときは、心を癒します。
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