- 棚からぼたもち
《たなからぼたもち》
→ 思いがけない幸運が、突然自分のもとに舞い込むことを示唆しています。 - 楽あれば苦あり
《らくあればくあり》
→ 楽しい時期があれば、必ずや苦しい時期もあるという、人生の両面性を表しています。 - 水と油
《みずとあぶら》
→ 性質や考え方が全く混ざり合わない、相反するものを指します。 - 泣きっ面にはち
《なきっつらにはち》
→ 不運な状況にあると、さらに災難が重なるという意味です。 - 海老で鯛を釣る
《えびでたいをつる》
→ 少ない投資や努力で、大きな成果を得ることを表現しています。 - 渡りに船
《わたりにふね》
→ まさに困っている時に、ちょうどよい助けが現れる幸運を意味します。 - 渡る世間に鬼はなし
《わたるせけんにおにはなし》
→ 世の中には、意外にも親切な人が多く存在するという希望を表しています。 - 塵も積もれば山となる
《ちりもつもればやまとなる》
→ 小さな努力や積み重ねが、やがて大きな成果を生むことを教えています。 - 漁夫の利
《ぎょふのり》
→ 二者が争っている間に、第三者がその利益を得る様子を警戒する言葉です。 - 火のない所に煙は立たぬ
《ひのないところにけむりはたたぬ》
→ 根拠のない噂や話は、通常、実際の事実がないことを意味します。 - 灯台下暗し
《とうだいもとくらし》
→ 身近なものほど、案外見落としがちであることを戒めています。 - 災い転じて福となす
《わざわいてんじてふくとなす》
→ 悪い状況が、ひっくるめて良い方向へ変わることもあると伝えています。 - 待てば海路の日和あり
《まてばかいろのひよりあり》
→ 待っていれば、必ず良い機会が訪れるという意味です。状況が整うのを辛抱強く待てば、思わぬ良い方向へ進むことができるという教えです。 - 焼け石に水
《やけいしにみず》
→ いくら努力しても、効果が極めて薄い、無力さを表現しています。 - 犬も歩けば棒に当たる
《いぬもあるけばぼうにあたる》
→ 何か行動を起こすと、予想外の出来事に巻き込まれることがあるという戒めです。 - 犬猿の仲
《けんえんのなか》
→ お互いに全く合わず、仲が極めて悪い関係を示しています。 - 猫に小判
《ねこにこばん》
→ 価値のわからない相手に、どんなに貴重なものを与えても無意味であるという意味です。 - 猫の手も借りたい
《ねこのてもかりたい》
→ 非常に忙しく、どんな助けでも欲しいほどの状態を表しています。 - 捕らぬ狸の皮算用
《とらぬたぬきのかわざんよう》
→ 手に入っていないものをあてにして計画を立てる危うさを戒めています。 - 猿も木から落ちる
《さるもきからおちる》
→ 優れている人でも、時には失敗することがあるという謙虚な教えです。 - 病は気から
《やまいはきから》
→ 心の持ちようが、健康や体調に大きな影響を及ぼすことを意味します。 - 百害あって一利なし
《ひゃくがいあっていちりなし》
→ どんなに努力しても、損失ばかりで得るものがない状況を示します。 - 百聞は一見に如かず
《ひゃくぶんはいっけんにしかず》
→ 何度も話を聞くより、一度実際に見た方が真実を理解しやすいという意味です。 - 目から鱗が落ちる
《めからうろこがおちる》
→ ある瞬間、急に真実や本質に気づく経験を表しています。 - 目は口ほどにものを言う
《めはくちほどにものをいう》
→ 言葉以上に、目の表情が心情を伝えることを示しています。 - 知らぬが仏
《しらぬがほとけ》
→ 知らないほうが、むしろ平穏に過ごせる場合があるという考え方です。 - 短気は損気
《たんきはそんき》
→ 短気であると、後々大きな損失や問題に発展しやすいという戒めです。 - 石の上にも三年
《いしのうえにもさんねん》
→ 辛抱強く続ければ、どんな困難も乗り越えられるという励ましの言葉です。 - 石橋を叩いて渡る
《いしばしをたたいてわたる》
→ 慎重に確認を重ねてから行動する、用心深さの大切さを説いています。 - 虎の威を借る狐
《とらのいをかるきつね》
→ 自分の力ではなく、他人の権威を利用して威張る様子を風刺しています。
覚えておきたい有名なことわざ120種類 – 知恵や教訓が詰まった言葉

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