3. 自然や季節を感じるテーマ―四季のうつろいと子どもの感性のつながり
春の花、夏の虫とり、秋の紅葉、冬の雪。自然とのふれあいは、五感や感情の描写を豊かにする絶好の機会です。自然観察や季節行事を通して、感じたことや驚いたことを文章で伝える練習ができます。
- 春の公園で見つけたもの
花や虫など春ならではの自然を観察して書いてみよう。 - 夏の虫とりでの発見
どんな虫を見つけたか、工夫したことを伝えよう。 - 秋の音を聞いた日
風や落ち葉の音を通じて感じたことを書いてみよう。 - 冬の朝の風景
冷たい空気や霜のようすなど、五感を使って表現してみよう。 - 雨の日のにおいと気分
しずかな雨の風景と自分の気持ちをつなげて書こう。 - 初雪にさわった日のこと
雪の感触や白い世界へのおどろきを表現してみよう。 - 夏の海での体験
波の音や砂の感じなど、体で感じたことを伝えよう。 - 春の花を見つけた日
道ばたや庭で見つけた小さな発見を書いてみよう。 - 秋の虫の声を聞いて思ったこと
コオロギや鈴虫の声から感じたことを書こう。 - 台風の日の家の中
外の様子を聞きながら、家族とすごした様子を書こう。 - 星空を見上げた夜
星の数や光り方、自分が考えたことを書いてみよう。 - 自然の中でこわかったこと
雷や虫など、自然と向き合ったときの気持ちを書こう。 - 春の風がふいた日
風のにおいや、まわりの動きを感じた様子を伝えよう。 - 落ち葉を集めた思い出
友だちや家族とした遊びや工夫を書いてみよう。 - 夏に見た花火のこと
空いっぱいの光と音、それを見てどう思ったかを書こう。
4. 友だちとの関係から学ぶこと―友情やけんか、協力の大切さを見つめる作文
友だちと遊んだ思い出、意見のちがい、助けあいの場面など、小学4年生が日々経験する人間関係の中には、心の成長に欠かせない学びがあります。そうしたエピソードを作文にすることで、自分の思いや相手の気持ちを考える力が育ちます。
- はじめてできた友だち
出会いのきっかけと、どんなふうに仲よくなったかを書こう。 - 友だちとけんかしたこと
どんなことで言い合いになり、どう仲直りしたかを書こう。 - 友だちのすごいところ
特技や行動の中で、すごいと思った理由を伝えよう。 - 友だちといっしょにがんばったこと
運動会や行事などで協力した様子を描いてみよう。 - ひとりでいる友だちを見たとき
そのとき自分がどう思って、どう行動したかを書こう。 - いっしょに遊んだ日のこと
遊びの中での発見や笑ったことを思い出してみよう。 - 友だちから言われてうれしかった言葉
その言葉がどんな意味を持っていたか書いてみよう。 - いっしょにわらったできごと
クスッと笑えた話やそのときの空気を伝えよう。 - 友だちを助けたこと
小さな勇気や行動で、どう思われたかを書いてみよう。 - 友だちに助けられたこと
ありがとうの気持ちを伝えるように書いてみよう。 - 友だちとすれちがった日
ちょっとさびしかった気持ちやその後の変化を書こう。 - 遊びでルールを作った話
工夫したことや、みんなで決めた楽しさを書いてみよう。 - 友だちと作ったひみつの合言葉
その言葉にこめた気持ちや遊びの工夫を書こう。 - 新しい友だちに話しかけたとき
ドキドキしながらも、なかよくなったことを書こう。 - 学校以外で会った友だちとの思い出
放課後や週末の出会いで気づいたことを伝えよう。 - 友だちとの別れ
転校やクラス替えなど、別れのさびしさと希望を書こう。 - 友だちにおくった手紙
どんなことを書いて、どう思って書いたかをふり返ろう。 - グループで意見が分かれたとき
どう話し合って決めたか、気づいたことを書こう。 - 自分がうらやましかったとき
その気持ちと、そこからどう変わったかを書いてみよう。 - 仲直りしてうれしかった日
すれちがいをこえて、また笑い合えたうれしさを書こう。
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