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懐かしい童謡・童歌の歌詞一覧

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子供の頃に聞いて記憶にも残っている有名なわらべうた・童謡を一覧で紹介しています。

 

春夏秋冬に関係する童謡・わらべうたはこちらをご覧ください。

春夏秋冬 – 四季のわらべうた・童謡の歌詞一覧

 

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おかあさんの童謡・わらべうた

 

『肩たたき』

作詞:西條八十(西条八十)、作曲:中山晋平

母さん お肩をたたきましょう
タントン タントン タントントン

母さん 白髪(しらが)がありますね
タントン タントン タントントン

お縁側(えんがわ)には日がいっぱい
タントン タントン タントントン

真赤(まっか)な罌粟(けし)が笑ってる
タントン タントン タントントン

母さん そんなにいい気もち
タントン タントン タントントン

 

『あめふり』

作詞:北原白秋、作曲:中山晋平

あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかい うれしいな
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

かけましょ かばんを かあさんの
あとから ゆこゆこ かねがなる
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

あらあら あのこは ずぶぬれだ
やなぎの ねかたで ないている
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

かあさん ぼくのを かしましょか
きみきみ このかさ さしたまえ
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

ぼくなら いいんだ かあさんの
おおきな じゃのめに はいってく
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン

花の童謡・わらべうた

 

『ひらいたひらいた』

ひらいた ひらいた 
なんの花が ひらいた
れんげの花が ひらいた
ひらいたと おもったら 
いつのまにか つぼんだ

つぼんだ つぼんだ
なんの花が つぼんだ
れんげの花が つぼんだ
つぼんだと おもったら
いつのまにか ひらいた

 

『チューリップ』

さいた さいた
チューリップの花が
ならんだ ならんだ
あか しろ きいろ
どの花見ても きれいだな

 

日本の怖い童謡・わらべうた

 

『とおりゃんせ』

通りゃんせ 通りゃんせ
ここはどこの 細通じゃ
天神さまの 細道じゃ
ちっと通して 下しゃんせ
御用のないもの 通しゃせぬ

この子の七つの お祝いに
お札を納めに まいります
行きはよいよい 帰りはこわい
こわいながらも
通りゃんせ 通りゃんせ

 

『かごめかごめ』

かごめかごめ
籠の中の鳥は
いついつ出やる
夜明けの晩に
鶴と亀が滑った
後ろの正面だあれ

 

『はないちもんめ』

勝ってうれしい はないちもんめ
負けてくやしい はないちもんめ

となりのおばさんちょっと来ておくれ
鬼がいるから行かれない
お釜かぶってちょっと来ておくれ
釜がないから行かれない
(お釜が底抜け行かれない)
布団かぶってちょっと来ておくれ
布団破れて行かれない

あの子がほしい
あの子じゃわからん
の子がほしい
この子じゃわからん
相談しよう そうしよう

 

『指切りげんまん』

指切りげんまん 嘘ついたら針千本のます 指切った

 

『赤い靴』

野口雨情作詞、本居長世作曲

赤い靴 はいてた 女の子
異人さんに つれられて 行っちゃった

横浜の 埠頭から 船に乗って
異人さんに つれられて 行っちゃった

今では 青い目に なっちゃって
異人さんのお国に いるんだろ

赤い靴 見るたび 考える
異人さんに逢うたび 考える

 

『シャボン玉』

野口雨情作詞、中山晋平作曲

シャボン玉飛んだ  屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで  こわれて消えた
風 風 吹くな シャボン玉飛ばそ

シャボン玉消えた 飛ばずに消えた
生まれてすぐに こわれて消えた
風 風 吹くな シャボン玉飛ばそ

 

『道成寺』

トントン お寺の 道成寺
釣鐘(つりがね)下ろいて 身を隠し
安珍清姫 蛇(じゃ)に化けて
七重(ななよ)に巻かれて ひとまわり ひとまわり

トントン お寺の 道成寺
六十二段の階(きざはし)を
上がり詰めたら仁王(におう)さん
左は唐銅(からかね) 手水鉢(ちょうずばち) 手水鉢

 

 

昔ばなしの童謡・わらべうた

 

『金太郎』

作詞・石原和三郎、作曲・田村虎蔵

まさかりかついで きんたろう
くまにまたがり おうまのけいこ
ハイ シィ ドウ ドウ ハイ ドウ ドウ
ハイ シィ ドウ ドウ ハイ ドウ ドウ

あしがらやまの やまおくで
けだものあつめて すもうのけいこ
ハッケヨイヨイ ノコッタ
ハッケヨイヨイ ノコッタ

『桃太郎』

桃太郎さん 桃太郎さん
お腰につけたキビダンゴ
一つわたしに 下さいな

やりましょう やりましょう 
これから鬼の征伐に
ついて行くなら やりましょう

行きましょう 行きましょう
あなたについて どこまでも
家来になって 行きましょう

そりゃ進め そりゃ進め
一度に攻めて攻めやぶり
つぶしてしまえ 鬼が島

おもしろい おもしろい
のこらず鬼を攻めふせて
分捕物(ぶんどりもの)を えんやらや

万万歳 万万歳
お伴の犬や猿キジは
勇んで車を えんやらや

『浦島太郎』

むかしむかし浦島は
助けた亀に連れられて
龍宮城へ来て見れば
絵にもかけない美しさ

乙姫様のごちそうに
鯛やひらめの舞踊り
ただ珍しく面白く
月日のたつのも夢のうち

遊びにあきて気がついて
おいとまごいも そこそこに
帰る途中の楽しみは
みやげにもらった玉手箱

帰って見れば こはいかに
元居た家も村も無く
みちに行きあう人々は
顔も知らない者ばかり

心細さに蓋取れば
あけて悔しき玉手箱
中からぱっと白けむり
たちまち太郎はおじいさん

『花咲かじいさん』

作詞:石原和三郎、作曲:田村虎蔵

うらのはたけで ぽちがなく
しょうじきじいさん ほったれば
おおばん こばんが ザクザク ザクザク

いじわるじいさん ぽちかりて
うらのはたけを ほったれば
かわらや かいがら ガラガラ ガラガラ

しょうじきじいさん うすほって
それで もちを ついたれば
またぞろこばんが ザクザク ザクザク

いじわるじいさん うすかりて
それで もちを ついたれば
またぞろかいがら ガラガラ ガラガラ

しょうじきじいさん はいまけば
はなは さいた かれえだに
ほうびは たくさん おくらに いっぱい

いじわるじいさん はいまけば
とのさまのめに それがいり
とうとう ろうやに つながれました

 

『うさぎとかめ』

もしもし かめよ かめさんよ
せかいのうちで おまえほど
あゆみの のろい ものはない
どうして そんなに のろいのか

なんと おっしゃる うさぎさん
そんなら おまえと かけくらべ
むこうの おやまの ふもとまで
どちらが さきに かけつくか

どんなに かめが いそいでも
どうせ ばんまで かかるだろ
ここらで ちょっと 一ねむり
グーグーグーグー グーグーグー

これは ねすぎた しくじった
ピョンピョンピョンピョン
ピョンピョンピョン
あんまりおそい うさぎさん
さっきのじまんは どうしたの

 

 

動物のの童謡・わらべうた

 

『ずいずいずっころばし』

ずいずいずっころばし
ごまみそずい
ちゃつぼにおわれて
どっぴんしゃん
ぬけたら どんどこしょ

たわらのねずみが
米食って ちゅう
ちゅう ちゅう ちゅう

おっとさんがよんでも
おっかさんがよんでも
いきっこなしよ

いどのまわりで
おちゃわんかいたの だぁれ

 

『あんたがたどこさ』

あんたがたどこさ 肥後さ
肥後どこさ 熊本さ
熊本どこさ 船場(せんば)さ
船場山には狸がおってさ
それを猟師が鉄砲で撃ってさ
煮てさ 焼いてさ 食ってさ
それを木の葉でちょいとかぶせ

 

『山寺の和尚さん』

作詞:久保田宵二、作曲:服部 良一

山寺の和尚さんが
毬(まり)はけりたし 毬はなし
猫をかん袋に 押し込んで
ポンとけりゃ ニャンとなく
ニャンがニャンとなく ヨイヨイ

山寺のタヌキさん
太鼓打ちたし 太鼓なし
そこでお腹を チョイと出して
ポンと打ちゃ ポンと鳴る
ポンがポンと鳴る ヨイヨイ

 

『うさぎとかめ』

もしもし かめよ かめさんよ
せかいのうちで おまえほど
あゆみの のろい ものはない
どうして そんなに のろいのか

なんと おっしゃる うさぎさん
そんなら おまえと かけくらべ
むこうの おやまの ふもとまで
どちらが さきに かけつくか

どんなに かめが いそいでも
どうせ ばんまで かかるだろ
ここらで ちょっと 一ねむり
グーグーグーグー グーグーグー

これは ねすぎた しくじった
ピョンピョンピョンピョン
ピョンピョンピョン
あんまりおそい うさぎさん
さっきのじまんは どうしたの

 

『故郷(ふるさと)』

作曲:岡野貞一、作詞:髙野辰之

兎(うさぎ)追いし かの山
小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき 故郷(ふるさと)

如何(いか)に在(い)ます 父母(ちちはは)
恙(つつが)なしや 友がき
雨に風に つけても
思い出(い)ずる 故郷

志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷

日本の山の童謡・わらべうた

 

『ふじの山』

あたまを雲の上に出し
四方(しほう)の山を見おろして
かみなりさまを下にきく
ふじは日本一の山

青空高くそびえたち
からだに雪のきものきて
かすみのすそを遠くひく
ふじは日本一の山

『箱根八里』

作詞:鳥居忱、作曲:瀧 廉太郎(滝 廉太郎)

箱根の山は 天下の嶮(けん)
函谷關(かんこくかん)も ものならず
萬丈(ばんじょう)の山 千仞(せんじん)の谷
前に聳(そび)へ 後方(しりえ)に支ふ
雲は山を巡り 霧は谷を閉ざす
昼猶闇(ひるなほくら)き 杉の並木
羊腸の小徑は 苔滑らか
一夫關に當るや(あたるや) 萬夫も開くなし
天下に旅する 剛氣の武士(もののふ)
大刀(だいとう)腰に 足駄(あしだ)がけ
八里の岩根(いわね) 踏みならす
かくこそありしか 往時の武士

 

箱根の山は 天下の岨(そ)
蜀(しょく)の桟道(さんどう) 數(かず)ならず
萬丈の山 千仞の谷
前に聳へ 後方にささふ
雲は山を巡り 霧は谷を閉ざす
昼猶闇(ひるなほくら)き 杉の並木
羊腸の小徑は 苔滑らか
一夫關にあたるや 萬夫も開くなし
山野に狩りする 剛毅のますらを
猟銃肩に 草鞋(わらじ)がけ
八里の岩根 踏み破る
かくこそありけれ 近時のますらを

 

『紅葉』

作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一

秋の夕日に照る山もみじ
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓(かえで)や蔦(つた)は
山のふもとの裾模樣(すそもよう)

溪(たに)の流に散り浮くもみじ
波にゆられて はなれて寄って
赤や黄色の色さまざまに
水の上にも織る錦(にしき)

 

手遊びうた

 

『げんこつやまのたぬきさん』

げんこつやまの たぬきさん
おっぱいのんで ねんねして
だっこして おんぶして またあした

 

『おちゃらかほい』

セッセッセーのヨイヨイヨイ
おちゃらか おちゃらか
おちゃらか ほい
おちゃらか かったよ
おちゃらか ほい
おちゃらか まけたよ
おちゃらか ほい
おちゃらか あいこで
おちゃらか ほい

『十五夜さんのもちつき』

十五夜さんのもちつきは
トーン トーン トッテッタ
トッテ トッテ トッテッタ
おっこねて おっこねて
おっこねおっこね おっこねて
とっついて とっついて
とっついとっつい とっついて
シャーン シャーン
シャンシャンシャン
トッテ トッテ トッテッタ

 

『むすんでひらいて』

むすんで ひらいて
てをうって むすんで
またひらいて
てをうって
そのてを うえに
むすんで ひらいて
てをうって むすんで

 

 

その他の童謡・わらべうた

 

『おにのパンツ』

鬼のパンツは いいパンツ
つよいぞ つよいぞ
トラの毛皮で できている
つよいぞ つよいぞ
5年はいても やぶれない
つよいぞ つよいぞ
10年はいても やぶれない
つよいぞ つよいぞ
はこう はこう 鬼のパンツ
はこう はこう 鬼のパンツ
あなたも あなたも あなたも あなたも
みんなではこう 鬼のパンツ

『かもめの水兵さん』

かもめの水兵さん ならんだ水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波に チャップ チャップ
浮かんでる

かもめの水兵さん かけあし水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波を チャップ チャップ
越えてゆく

かもめの水兵さん ずぶぬれ水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波で チャップ チャップ
お洗濯(おせんたく)

かもめの水兵さん なかよし水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波に チャップ チャップ
揺れている(ゆれている)

 

『黄金虫』

黄金虫は 金持ちだ
金蔵(かねぐら)建てた(たてた) 蔵建てた
飴屋(あめや)で水飴 買って来た

黄金虫は 金持ちだ
金蔵建てた 蔵建てた
子供に水飴 なめさせた

 

『十五夜お月さん』

十五夜お月さん
ご機嫌(ごきげん)さん
婆や(ばあや)はお暇(おいとま)
とりました
十五夜お月さん
妹は
田舎(いなか)へ貰られて(もられて)
ゆきました
十五夜お月さん
母さん(かかさん)に
も一度(もいちど)わたしは
逢いたいな(あいたいな)

 

『雀の学校』

チイチイパッパ チイパッパ
雀の学校の 先生は
むちを振り振り チイパッパ
生徒の雀は 輪になって
お口をそろえて チイパッパ
まだまだいけない チイパッパ
も一度一緒に チイパッパ
チイチイパッパ チイパッパ

『とんび』

とべ とべ とんび 空高く
なけ なけ とんび 青空に
ピンヨロー ピンヨロー
ピンヨロー ピンヨロー
たのしげに 輪をかいて

とぶ とぶ とんび 空高く
なく なく とんび 青空に
ピンヨロー ピンヨロー
ピンヨロー ピンヨロー
たのしげに 輪をかいて

 

『鳩』

ぽっ ぽっ ぽ
鳩ぽっぽ
豆がほしいか
そらやるぞ
みんなで仲よく
食べに来い

ぽっ ぽっ ぽ
鳩ぽっぽ
豆はうまいか
食べたなら
一度にそろって
飛んで行け

 

『なわとびあそび』

おじょうさん
おはいんなさい
じゃんけんぽん
あいこでしょ
まけたらさっさと
おでなさい

 

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