時候の挨拶は、手紙の最初の部分で「拝啓」などのに続く書き出しの言葉です。四季の豊かな日本らしい趣のある手紙の習慣です。
ここでは、各月ごとに書き出しと、結びに使える文例を紹介していきます。
また、「前略」という言葉をご存知だと思いますが「前文を略す」という意味ですので、時候の挨拶を書いたときは、「前略」は使いません。
『候』とは?
「候」とは季節のことを意味し「こう」と読みます。
『早春の候』の場合、『春の早い時期の季節』という意味になります。
『みぎり』とは?
『候』と同じような使い方で『みぎり』という言葉があります。
これも『候』と同じで季節のことを意味します。
『みぎり』が女性言葉であるため、女性の方は『みぎり』を使います。
『候』だと少し堅苦しい挨拶になってしまいますが『みぎり』を使うことで少し柔らかく表現出来る為、昔は女性がよく使っていた時候の挨拶だそうです。女性が手紙を書く時に用いるのがよいでしょう。
1月 季語・書き出しと結びの文例
1月 季語
- 新春の候/みぎり
- 初春の候/みぎり
- 寒風の候/みぎり
- 厳冬の候/みぎり
- 寒冷の候/みぎり
- 厳寒の候/みぎり
- 酷寒の候/みぎり
- 大寒の候/みぎり
1月 時候の挨拶
- 新春の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
- 初春の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 厳寒の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
- 極寒の候ではございますが、貴社ますますご繁栄の事とお慶び申し上げます。
1月 季節の挨拶文
- 皆様お元気で新年をお迎えのことと存じます。
- 今年は例年にない寒さとのことですが、皆様いかがお過ごしですか。
- おだやかな初春をご家族でお迎えのこととお慶び申し上げます。
- 寒さ厳しき折、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 新春とは申しながらまだ厳しい寒さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
- 新たな年を迎え皆様にとって本年にご多幸がありますようお祈りいたしております。
1月 手紙の結び語
- まだまだ寒さ厳しいですが、くれぐれもご自愛ください。
- 今年一年のご多幸をお祈りいたしております。
- 寒さ厳しき折から、お風邪など召しませぬようお気を付けください。
- 今年もご幸多ありますようお祈り申し上げます。
- 本年も変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。
- 今年もお互いに目標達成に励みましょう。
2月 季語・書き出しと結びの文例
2月 季語
- 春寒の候/みぎり
- 残寒の候/みぎり
- 残雪の候/みぎり
- 梅花の候/みぎり
- 軽暖の候/みぎり
- 厳寒の候/みぎり
- 残冬の候/みぎり
- 晩冬の候/みぎり
- 向春の候/みぎり
- 余寒の候/みぎり
- 立春の候/みぎり
2月 時候の挨拶
- 軽暖の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 残寒の候、皆様風邪など召されずにお過ごしでしょうか。
- 向春の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
- 梅花の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
2月 季節の挨拶文
- 三寒四温の季節、皆様におからましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 余寒なお厳しいこの頃、○○様にはご壮健とのこと何よりに存じます。
- 梅のつぼみがほころぶ季節となり、春の訪れが待ち遠しく感じます。
- 水ぬるむ季節となりましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
- まだまだ寒さが厳しいですが、このところ日が長くなったように思えます。
- 暦の上では春とはいえ、まだまだお寒むいですね。いかがお過ごしですか。
- 春も近いと思わせるようになりましたが、お変わりありませんか。
- 寒気も少しずつ緩みはじめましたが、皆様いかがお過ごしですか。
- 立春とは申しますが、まだ寒さ厳しき日が続いております。
2月 手紙の結び語
- まだまだ寒さが厳しいですが、くれぐれもご自愛ください。
- 立春とは申しますが、お風邪など召しませぬようお気を付けください。
- 皆様が、良き春をお迎えになりますようお祈り申し上げます。
- ○○様のいっそうのご発展とご活躍をお祈りいたしております。
- ご多忙中とは存じましたが、筆を取らせていただきました。
- 何かとご多用とは存じますが、くれぐれもご無理などなさらないようご自愛ください。
3月 季語・書き出しと結びの文例
3月 季語
- 早春の候/みぎり
- 弥生の候/みぎり
- 萌芽の候/みぎり
- 軽暖の候/みぎり
- 陽春の候/みぎり
- 春色の候/みぎり
- 浅春の候/みぎり
- 春暖の候/みぎり
- 春分の候/みぎり
3月 時候の挨拶
- 春陽の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
- 浅春の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 春分の候、○○様におかれましては益々ご壮健のこととお慶び申し上げます。
- 陽春の候、皆様風邪など召されずにお過ごしでしょうか。
- 春色のみぎり、○○様方の皆様にはおかわりなくお元気とのことで何よりに存じます。
- 春暖の候、○○様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 早春の候、皆様には一層ご活躍のこととお慶び申し上げます。
- 霞立つ春、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
3月 季節の挨拶文
- 春の風が快い季節となりましたが、お変わりございませんか。
- 日増しに暖かになりましたが、皆様いかがお過ごしですか。
- 花の便りも聞かれるようになりましたが、皆様いかがお過ごしですか。
- 桜のつぼみも膨らんで春の訪れを告げていますが、皆様いかがお過ごしですか。
- 木々の芽吹きに春を感じるこの頃ですが、皆様いかがお過ごしですか。
- 春とはいっても朝夕はまだまだ冷え込みみますが、お元気にされていますが。
- 一雨ごとに暖かくなりましたが、お変わりございませんか。
- 日ごとに暖かさを感じられるようになりましたが、皆様いかがお過ごしですか。
3月 手紙の結び語
- 季節の変わり目なのでくれぐれもご自愛ください。
- ○○様には、春陽のもと穏やかなる日々をお過ごしください。
- 皆様が、良き門出をお迎えになりますようお祈り申し上げます。
- 四月からの新生活、健康にだけは気をつけて頑張ってください。
- 年度末でお忙しいでしょうが、ご無理をなされないでお仕事に励まれてください。
- 末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
- 乱筆乱文失礼いたします。
4月 季語・書き出しと結びの文例
4月 季語
4月上旬
- 花冷えの候/みぎり
- 桜花の候/みぎり
- 春爛漫の候/みぎり
4月中旬
- 春粧の候/みぎり
- 春陽の候/みぎり
- 仲春の候/みぎり
4月下旬
- 春暖の候/みぎり
- 春日の候/みぎり
- 晩春の候/みぎり
4月 時候の挨拶
- 花冷えの候、皆様には風邪など召されずお過ごしでしょうか。
- 春爛漫のみぎり、貴社におかれましては益々ご繁栄のこととお慶び申し上げます。
- 桜花の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
- 春陽の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
4月 季節の挨拶文
- うららかな春から初夏の気配も感じるこの頃
- 桜の便りが次々に聞かれるこの折
- 若葉の緑が目にも鮮やかなこの頃
- 春たけなわ
- 春風が心地よいこの頃
- 春深く、木々の緑に心躍るこの頃
- うららかな春日和とありました。
- 吹く風も柔らかな季節となりました。
- 春眠暁を覚えずと申しますが、
- 花吹雪が舞うこの頃、皆様におかれましてはお変わりございませんか。
- 木々もすっかり芽吹き、新緑の葉が茂る季節となりました。
- 桜の季節もいつしか過ぎ、葉桜の季節となりました。
- 日増しに春めいてきてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
4月 手紙の結の語
- 新たな環境の生活で無理などなさらないでください。
- 新たな場所で更なるご発展とご活躍をお祈りいたします。
- 季節の変わり目、皆様にはくれぐれもご自愛ください。
- 春風を感じに外へお出かけになるのも良いですよ。
- 花冷えの時節柄、お体をぐれもご自愛ください。
- 新年度を迎えお忙しいとは存じましたが、健康にはぐれぐれもお気配りされてください。
- 春爛漫のこの頃、健やかなる日々をお過ごしください。
5月 季語・書き出しと結びの文例
5月 季語
5月上旬
- 若葉の候/みぎり
- 新緑の候/みぎり
- 葉桜の候/みぎり
- 立夏の候/みぎり
5月中旬
- 青葉の候/みぎり
- 薫風の候/みぎり
- 万葉の候/みぎり
- 緑樹の候/みぎり
5月下旬
- 残春の候/みぎり
- 惜春の候/みぎり
- 暮春の候/みぎり
- 軽暑の候/みぎり
5月 時候の挨拶
- 万葉のみぎり、貴社いよいよご繁栄のこととお慶び申し上げます。
- 緑樹の候、皆様にはいっそうご活躍のこととお慶び申し上げます。
- 立夏の候、○○様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 新緑のみぎり、皆様にはいよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 残春の候、貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
- 葉桜の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 青葉の候、貴社いっそうご隆昌のこととお慶び申し上げます。
5月 季節の挨拶文
- 青葉が目に眩しいこの頃、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 立夏の候、皆様お元気にお過ごしと存じます。
- 青葉の候、皆々様お健やかにお過ごしのご様子、なによりと存じます。
- 若葉が薫る頃となりましたが、いかがお過ごしですか。
- 残春のみぎり、社会人としての生活にも慣れてきた頃ではないでしょうか。
- 風薫る新緑の季節、皆様におかれましてはお変わりございませんか。
- 暦の上ではもう夏となりましたが、お元気にお過ごしですか。
- 清々しい五月晴れが快い季節となりましたが、皆様におけらましてはご健勝のこととお喜びいたします。
- 新緑の青葉が繁れる季節を迎え、皆様におからましてはお変わりございませんか。
- 吹く風が肌に心地よいこの頃ですが、お変わりございませんか。
- 新緑の若葉が、あなた様のようにお美しく輝く季節になりましたが、いかがお過ごしですか。
5月 手紙の結び語
- 風薫る新緑の中、皆様のますますのご健勝をお祈りいたします。
- 寒暖の差が大きい季節柄、なおいっそうご自愛ください。
- 向暑の折から、くれぐれもご自愛ください。
- 五月晴れの日々をどうかお健やかにお過ごしください。
- 五月晴れの空のように、皆様のお気持ちが晴れやかでありますようお祈り申し上げます。
- 若々しき木々の葉が生い茂るこの頃、社業の更なるご発展を心よりお祈り申し上げます。
- 過ごしやすい季節ではありますが、体調をくずさないようお気をつけください。
- また近いうちにお会いできますことを心よりお待ち申し上げます。
- 末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
- ○○様のいっそうのご発展とご活躍をお祈りいたしております。
- ご多忙中とは存じましたが、筆を取らせていただきました。
- 何かとご多用とは存じますが、くれぐれもご無理などなさらないようご自愛ください。
6月 季語・書き出しと結びの文例
6月 季語
6月上旬
- 入梅の候/みぎり
- 薄暑の候/みぎり
- 麦秋の候/みぎり
6月中旬
- 梅雨の候/みぎり
- 長雨の候/みぎり
- 短夜の候/みぎり
6月下旬
- 梅雨晴れの候/みぎり
- 初夏の候/みぎり
- 向暑の候/みぎり
6月 時候の挨拶
- 初夏の候、皆様にはいっそうご活躍のこととお慶び申し上げます。
- 入梅の候、貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
- 向暑の候、○○様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 薄暑のみぎり、皆様にはいよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 長雨の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 麦秋の候、貴社いっそうご隆昌のこととお慶び申し上げます。
- 短夜のみぎり、貴社いよいよご繁栄のこととお慶び申し上げます。
6月 季節の挨拶文
- 長雨が続いておりますが、皆様におかれましてはお変わりございませんか。
- 梅雨冷えが肌寒い季節ですが、お元気にお過ごしですか。
- 梅雨明けも間近になりましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。
- 暑さが日ごとに増してまいりましたが、いかがお過ごしですか。
- 桐の花の咲く季節となりましたが、皆様お変わりございませんか。
- そろそろ、新しい場所での生活も慣れましたか。
6月 手紙の結び語
- 梅雨明けも間近、どうぞお元気お過ごしください。
- 長雨の季節でもありますので、体調をくずさないようお気をつけください。
- 梅雨が明けたら、またお会いできますことを心よりお待ち申し上げます。
- 本格的な夏をひかえ、いっつそう自愛ください。
- 梅雨冷えの肌寒い日もありますので、体調をくずされませんようお元気でお過ごしください。
- 末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
- ○○様のいっそうのご発展とご活躍をお祈りいたしております。
- ご多忙中とは存じましたが、筆を取らせていただきました。
- 何かとご多用とは存じますが、くれぐれもご無理などなさらないようご自愛ください。
- 末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
- ○○様のいっそうのご発展とご活躍をお祈りいたしております。
- ご多忙中とは存じましたが、筆を取らせていただきました。
- 何かとご多用とは存じますが、くれぐれもご無理などなさらないようご自愛ください。
7月 季語・書き出しと結びの文例
暑中見舞い/残暑見舞いの時期について
暑中見舞いは小暑と大暑の期間に送るのが正式ですが、 一般的には、梅雨明けから立秋まで「暑中見舞い」を送り、それ以降は「残暑見舞い」として送ることも多いようです。
また、残暑見舞いは処暑までに送ります。
7月 季語
- 盛夏の候/みぎり
- 炎暑の候/みぎり
- 仲夏の候/みぎり
- 極暑の候/みぎり
- 大暑の候/みぎり
- 猛暑の候/みぎり
- 酷暑の候/みぎり
7月 時候の挨拶
- 炎暑の候、貴社いっそうご隆昌のことと慶賀の至りに存じます。
- 大暑の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 盛夏の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
- 猛暑の候、貴社いよいよご隆盛のことと存じます。
- 極暑の候、皆様にはいっそうご活躍のこととお慶び申し上げます。
- 酷暑の候、○○様にはますますご壮健のこととお慶び申し上げます。
7月 季節の挨拶文
- 暑中お見舞い申し上げます。
- 暑さ厳しき折、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
- 暑さ厳しき折、その後お変わりございませんか。
- 毎日猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしですか。
- 梅雨も明け、本格的な夏を迎えましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。
- こちらは梅雨が明けと同時に猛暑が続いておりますが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。
- 連日厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしですか。
7月 手紙の結び語
- まずは、暑中のお見舞いを申し上げます。
- これからも、猛暑続きそうです。体にはくれぐれもお気をつけください。
- 暑さ厳しき折り、くれぐれもご自愛下さい。
- 暑さ厳しき折り、皆様のご健康をお祈りいたします。
- 時節柄、お身体ご自愛下さい。
- 暑さ厳しき折、体調をくずされませんようお元気でお過ごしください。
- 寝苦しい日が続いておりますが、お体にはお気をつけてお過ごしください。
- 本格的な夏を迎えました。ご家族のご健康をお祈りいたしております。
- 末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
- 乱筆乱文失礼いたします。
- ○○様の一層のご活躍をお祈りいたしております。
- ご多忙中とは存じましたが、筆を取らせていただきました。
- 何かとご多用とは存じますが、くれぐれもご無理などなさらないようご自愛ください。
8月 季語・書き出しと結びの文例
8月 季語
8月上旬
- 季夏の候/みぎり
- 残暑の候/みぎり
- 残夏の候/みぎり
- 残炎の候/みぎり
8月中旬
- 避暑の候/みぎり
- 新涼の候/みぎり
- 納涼の候/みぎり
8月下旬
- 暮夏の候/みぎり
- 晩夏の候/みぎり
- 秋暑の候/みぎり
- 立秋の候/みぎり
- 向秋の候/みぎり
8月 時候の挨拶
- 納涼の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 立秋の候、皆様におかれましては益々ご壮健のこととお慶び申し上げます。
- 晩夏の候、皆様にはいっそうご活躍のこととお慶び申し上げます。
- 残暑の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
- 季夏の候、貴社いよいよご隆盛のことと存じます。
- 避暑の候、貴社いっそうご清祥のことと慶賀の至りに存じます。
- 秋暑の候、○○様にはますますご壮健のこととお慶び申し上げます。
- 向秋の候、ご一同様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 残暑お見舞い申し上げます。
8月 季節の挨拶文
- 残暑が続いておりますが、いかがお過ごしですか。
- 暦の上では立秋ですがまだまだ暑さが厳しいですね。
- 蒸し暑い日が続いてるけど夏バテなんかしてないか?オレはとても元気だよ。
- 朝夕は幾分しのぎやすくなりましたが、いかがお過ごしですか。
- 空の青さに幾分秋の気配が感じられます。
- 夏も終わりと申しながらまだまだ暑い日がつづいております。
8月 手紙の結び語
- まずは、残暑のお見舞いを申し上げます。
- 本格的な夏を迎え熱中症などにお気を付けください。
- まだまだ暑さが厳しいので体調をくずされませんようお元気でお過ごしください。
- これからも、残暑が続きそうです。体にはくれぐれもお気をつけください。
- 残暑厳しき折り、くれぐれもご自愛下さい。
- 時節柄、お身体ご自愛下さい。
- 末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
- ご家族のご健康をお祈りいたしております。
- 乱筆乱文失礼いたします。
- 社業が更にご発展されますよう心よりお祈り申し上げます。
- ○○様の一層のご活躍をお祈りいたしております。
- ご多忙中とは存じましたが、筆を取らせていただきました。
- 何かとご多用とは存じますが、くれぐれもご無理などなさらないようご自愛ください。
9月 季語・書き出しと結びの文例
9月の季語
9月上旬
- 初秋の候/みぎり
- 新秋の候/みぎり
- 新涼の候/みぎり
9月中旬
- 白露の候/みぎり
- 爽秋の候/みぎり
- 涼風の候/みぎり
- 秋晴の候/みぎり
9月下旬
- 秋冷の候/みぎり
- 孟秋の候/みぎり
9月 時候の挨拶
- 爽秋の候、皆様におかれましては益々ご壮健のこととお慶び申し上げます。
- 新涼の候、貴社いっそうご清祥のことと慶賀の至りに存じます。
- 孟秋の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 秋晴の候、皆様にはいっそうご活躍のこととお慶び申し上げます。
- 涼風の候、○○様にはますますご壮健のこととお慶び申し上げます。
- 秋冷の候、ご一同様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 初秋の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
- 新秋の候、貴社いよいよご隆盛のことと存じます。
9月 季節の挨拶文
- 朝夕はめっきり涼しくなりましたが、ご家族の皆様にはお変わりなく何よりと存じます。
- 澄んだ青空が秋を感じさせますね。そちらでは稲刈りはもう終わりましたか。
- さわやかな秋風が吹く季節、皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 朝夕はめっきり涼しく、過ごしやすくなりましたが、お変わりございませんか。
- 秋の夜長、虫の音が心地よい季節となりましたが、お元気でしょうか。
- コスモスが秋風にゆれる頃となりましたが、皆様もお変わりなくお過ごしでしょうか。
- ようやくしのぎやすい季節となりましたが、いかがお過ごしですか。
- 残暑もようやく和らぎましたが、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 今年は格別に残暑が厳しいようですが、お元気にお過ごしですか。
9月 手紙の結び語
- これからも、もうしばらくは残暑が続きそうです。体にはくれぐれもお気をつけください。
- これからの季節、朝夕冷え込んでまいりますのでお身体にお気をつけください。
- 社業が更にご発展されますよう心よりお祈り申し上げます。
- ○○様の一層のご活躍をお祈りいたしております。
- ご多忙中とは存じましたが、筆を取らせていただきました。
- 何かとご多用とは存じますが、くれぐれもご無理などなさらないようご自愛ください。
- ご家族のご健康をお祈りいたしております。
- 末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
- 乱筆乱文失礼いたします。
- くれぐれもご自愛ください。
10月 季語・書き出しと結びの文例
10月 季語
- 秋涼の候/みぎり
- 錦秋の候/みぎり
- 秋雨の候/みぎり
- 爽秋の候/みぎり
- 夜長の候/みぎり
- 秋霜の候/みぎり
- 仲秋の候/みぎり
- 清秋の候/みぎり
- 秋麗の候/みぎり
10月 時候の挨拶
- 清秋の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 爽秋の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
- 秋冷の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
10月 季節の挨拶文
- 日増しに秋の深まりを感じる季節となりましたが、いかがお過ごしですか。
- 秋の夜長、虫の音が心地よい季節となりましたが、お元気でいらっしゃいますか。
- 街路樹の葉も日ごとに赤や黄色に彩りをましていますが、皆様もお変わりなくお過ごしですか。
- 中々会えないうちにもう季節は秋ですね。○○さん、お元気ですか。
- 秋晴れの心地よい季節となり、○○様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 朝夕はめっきり冷え込んできておりまますが、お変わりございませんか。
- 朝夕はめっきり涼しくなりましたが、ご家族の皆様には、お変わりなく何よりと存じます。
- 澄みきった青空が秋を感じるこの頃、そちらの紅葉はいかがですが。
10月 手紙の結び語
- くれぐれもご自愛ください。
- ご家族のご健康をお祈りいたしております。
- 末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
- これからも、お元気にご活躍されますこととを心よりお祈りいたします。
- 末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
- 爽秋の季節、社業の更なるご発展を心よりお祈り申し上げます。
- 秋の夜長、近いうちにお会いできますのを心待ちにしています。
- 社業が更にご発展されますよう心よりお祈り申し上げます。
- ○○様の一層のご活躍をお祈りいたしております。
- これから朝夕冷えてまいりますので、体にはくれぐれもお気をつけください。
- これからの季節、冷え込んが厳しくなりますのでお身体にお気とつけください。
- 秋が深まりゆく季節ですが、くれぐれもご自愛ください。
- 澄み切った秋空のように、皆様のお気持ちが爽快でありますようお祈り申し上げます。
11月 季語・書き出しと結びの文例
11月 季語
- 晩秋の候/みぎり
- 霜秋の候/みぎり
- 深秋の候/みぎり
- 向寒の候/みぎり
- 冷雨の候/みぎり
- 霜寒の候/みぎり
- 暮秋の候/みぎり
11月 時候の挨拶
- 深秋の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 晩秋の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
- 霜寒の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
11月 季節の挨拶文
- 朝夕冷え込む季節になりましたが、お元気にお過ごしでしょうか。
- 日増しに寒さが加わってまいりました。皆様ともお元気でしょうか。
- 遠くの山々も澄みきった青空に映える季節となりました。
- いつの間にか吐く息が白くなるころとなり、温かい鍋が恋しい季節となりました。
- 紅葉の季節を迎えましたが、いかがお過ごしですか。
- 落ち葉が風に舞う季節となりました。我町の銀杏並木も美しい黄色に染まり初めました。
- 日増しに寒さが身にしみるようになりました。
- 久しく会わないうちに、秋も深まってしまいましたね。お元気ですか。
11月 手紙の結び語
- 向寒のみぎり、お風邪にはお気をつけてお過ごしください。
- ○○様の一層のご活躍をお祈りいたしております。
- ご多忙中とは存じましたが、筆を取らせていただきました。
- 冬を向かえる支度でお忙しいこととは存じましたが、筆を取らせていただきました。
- 何かと忙しい師走はもうすぐです。飲みすぎ食べすぎにお気とつけて健やかにお過ごしください。
- ご家族のご健康をお祈りいたしております。
- 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
- 何かとご多用とは存じますが、くれぐれもご無理などなさらないようご自愛ください。
12月 季語・書き出しと結びの文例
12月 季語
- 霜寒の候/みぎり
- 初冬の候/みぎり
- 寒気の候/みぎり
- 初雪の候/みぎり
- 師走の候/みぎり
- 歳末の候/みぎり
- 歳晩の候/みぎり
12月 時候の挨拶
- 初冬の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 霜寒の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
- 歳末の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
12月 季節の挨拶文
- 寒さがひとしお身にしみるころとなりました。
- 木枯らしが吹きすさぶころとなりましたが、皆様いかがお過ごしですか。
- 寒気きびしき折柄 あわただしい師走となり、何かとご多用のことと存じます。
- 今年もいよいよ残りわずかとなってしまいましたが、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 年末を迎え、何かとお忙しいことと存じます。
- 何かと気ぜわしいこの頃となりましたが、皆様におかれましたはご健勝のことと存じます。
- 今年もおしせまってまいりましたが、いかがお過ごしですか。
- 本格的な冬の到来を迎えまして、風邪などひかれておられませんか。
- 早いもので、もう師走となりましたが、いかがお過ごしですか。
- 本年も押し詰まってまいりましたが、皆様いかがお過ごしですか。
12月 手紙の結び語
- ご家族健康で新年を迎えられますようお祈り申し上げます。
- 来年も、ご指導・ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。
- 来年も、ご愛顧の程宜しくお願い申し上げます。
- 時節柄一層のご自愛の程お祈り申し上げます。
- 忙しい年末ですが、体に気をつけてお過しください。
- 年末ご多忙の折ではございますが、お体にお気をつけて良き年をお迎えください。
- 健やかなる新年をお迎えになられますよう、心よりお祈り申し上げます。
- 来年も宜しくお願いします。
- 来年もお互い頑張りましょう。
- あなたにとって来年が輝かしい年となることを願っています。
- ・来年も素晴らしい年でありますように心よりお祈り申し上げます。
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