一覧伝承

日本の鬼の種類と名前一覧と日本の鬼伝説

スポンサーリンク
日本の鬼の種類と名前一覧と日本の鬼伝説 一覧
日本の鬼の種類と名前一覧と日本の鬼伝説
スポンサーリンク
スポンサーリンク

羅刹(らせつ)

大力で足が速く、人を食うといわれる悪鬼。のちに仏教に入り、守護神とされた。

 

夜叉(やしゃ)

仏教に登場する悪鬼・神の一種。 概要 鬼面を持ち、刀などの武器を携えて描かれることの多い。

毘沙門天に仕える神とされています。

 

悪鬼 (あっき)

人間たちに対して悪をばらまく鬼たちの総称のひとつ。邪鬼(じゃき)、悪魔などとも総称される。

さまざまな災悪は悪鬼によって世にばらまかれるものとされていた。

 

獄卒(ごくそつ)

地獄で死者を責めるという悪鬼。

「地獄における役人」のようなもの。

 

餓鬼(がき)

小さな鬼で、生前の罪のむくいで、餓鬼道におちた亡者のこと。

 

子鬼(こおに、しょうき)

人にいたずらをしたりする小さな鬼。

 

鬼神(きしん)

目に見えず耳に聞こえないが、超人的な力をもつ神。

気性が荒く荒ぶる神とされている。

 

三吉鬼(さんきちおに)

秋田県に伝わる正体不明の鬼。

大酒のみで、山から人里に下りてきてふらりと酒屋に現れる。酒を飲むと代金を払わずに出て行くが、夜中に代金の10倍ほどの値打ちのある薪を置いて行くという。しかし、このように薪を置いて行くのは代金を請求せずに黙っていたときのみであり、代金を無理に請求すると仇をなされてしまうといわれる。

三吉鬼の伝承には秋田の太平山に伝わる鬼神・三吉様の信仰が背景にあるといわれ、太平山三吉神社の三吉霊神が人間の姿で人前に現れたときには三吉鬼の名で呼ばれたとする説もある。

縊鬼(いき、いつき、くびれおに)

人に取り憑いて首を括らせるとされる鬼。

前鬼・後鬼(ぜんき・ごき)

修験道の開祖である役小角が従えていたとされる夫婦の鬼。前鬼が夫、後鬼が妻である。

役小角を表した彫像や絵画には、しばしば前鬼と後鬼が左右に従う形で表されている。役小角よりは一回り小さい小鬼の姿をしていることが多い。

夫が前鬼で赤鬼、妻が後鬼で青鬼。

 

阿久良王(あくらおう)

倉敷市の由加山を根城にしていたと伝わる妖鬼の大将。文献によっては、阿久羅王阿黒羅王などとも記されている。

吉備国喩伽山に居を構え、悪事の限りをつくして良民を苦しめた。死の間際に改心し、75匹の白狐となり瑜伽大権現の神使として人々を助けた。

 

温羅(うら/おんら)

伝承上の鬼・人物で、古代吉備地方の統治者であったとされる。「鬼神」「吉備冠者(きびのかじゃ)」という異称があり、中央の伝承によると吉備には吉備津彦命(きびつひこのみこと)が派遣されたというが、吉備に残る伝承では温羅は吉備津彦命に退治されたという。

伝承は遅くとも室町時代末期には現在の形で成立したものと見られ、文書には数種類の縁起が伝えられている。また、この伝承は桃太郎のモチーフになったともいわれる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました