冬の言葉25選
1. 大雪(たいせつ)
二十四節気の一つで、十二月七日ごろ。北風が吹き、大雪が降るという意味で、この日が過ぎると、日一日と寒さが厳しくなる。
2. 三寒四温(さんかんしおん)
寒い日が三日続き、暖い日が四日続くようなことが繰り返されて春になっていくこと。
3. 風花(かざばな)
晴れた日、風が吹き出す前などに、舞うように降る粉雪。北国で、本格的な冬の前触れとされる。
4. 大晦日(おおみそか)
十二月の末日。おおつごもり。
5. 年越(としこし)
古い年を送り、新しい年を迎えること。大晦日の夜のこと。年越しそばを食べる。
6. 木枯らし(こがらし)
秋の終わりごろから冬の初めにかけて吹き荒れる冷たい風。
7. 枯野(かれの)
草が枯れ、虫の声も途絶え、霜の降った荒涼たる冬の野。
8. 小春日和(こはるびより)
晩秋から初冬にかけての、春のように暖かい日和。
9. 氷柱(つらら)
水の滴りが凍ったもので、軒下や木の枝などに垂れ下がる。
10. 霜柱(しもばしら)
土の中の水分が凍って、地表を持ち上げてできる柱状のもの。踏みしめるとザクザクと音がする。
11. 樹氷(じゅひょう)
冷えた雲や霧の粒が木の枝に吹きつけられて一面に凍りついたもの。真っ白な羽毛状の氷片が、風下に向かってのびる。
12. 霜花(しもばな)
寒い冬の朝に、窓ガラスにできる氷の花模様。室内の湿気が高いときによく見られる。
13. 霧氷(むひょう)
水蒸気や霧が木の枝などに凍りついたもの。
14. 立冬(りっとう)
二十四節気の一つで、十一月七日ごろ。暦の上では冬の始まり。
15. 小寒(しょうかん)
二十四節気の一つで、冬至と大寒の中間の一月五、六日ごろ。「寒の入り」ともいい、大寒に向かって寒さがますます厳しくなる。
16. 大寒(だいかん)
二十四節気の一つで、一月二十一日ごろ。一年のうちもっとも寒い時期。昔から、この厳しい寒さの大寒の日前後に、武道の稽古をしたり仏道修行をしたりする風習がある。
17. 小雪(しょうせつ)
二十四節気の一つで、十一月二十三日ごろ。冬の気配が進むが、まだ本格的な寒さではない。小春日和の日もあるが、初雪が見られるころでもある。
18. 寒の入り(かんのいり)
秋を迎え、馬の皮下脂肪が冬に備えて厚くなること。
19. 寒雷(かんらい)
冬に発生する雷。主に日本海側に多く、寒冷前線の発達により上昇気流が発生し起こる。
20. 冬将軍(ふゆしょうぐん)
寒い地方の冬のきびしさを人格化した言い方。ナポレオンがロシアへ遠征したとき、冬の寒さで敗れたことから。
21. 空っ風(からっかぜ)
冬の晴天続きのときに吹きすさぶ、強い北風。上州の名物。
22. 冬至(とうじ)
二十四節気の一つで、十二月二十二日ごろ。一年のうちで日がもっとも短い。
23. 山眠る
落葉してしまった山々が、冬の日差しのなかで眠ったように静まり返っているさま。
24. 冬ごもり
冬の間、寒さから逃れるために家や巣の中に引きこもって過ごすこと。
25. 冬支度(ふゆじたく)
厳しい冬の到来に備えての用意。
■ 松の内
正月の松を立てておく期間。関東では六日まで、関西では十四日まで。
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