夏の言葉25選
1. 片影(かたかげ)
夏の暑い日、日差しが建物や塀などに影をつくること。
2. 朝焼け(あさやけ)
日の出前の東の空が明るく真っ赤に染まるようす。
3. 空蝉(うつせみ)
蝉の抜け殻。この世に生きている人の意味。
4. 朝凪(あさなぎ)
夏の晴れた朝で、陸風と海風が入れ替わり時、風がほとんどなくなること。
5. 青梅雨(あおつゆ)
梅雨の季節、木々の葉に降る雨をさす言葉。
6. 炎暑(えんしょ)
きびしい真夏の暑さ。
7. 薄暑(はくしょ)
初夏のころの、少し感ずる程度の暑さ。
8. 青田(あおた)
稲がまだ実っていない7月下旬ごろの田。稲の苗が生育して青々としている田。
9. 炎天下(えんてんか)
夏の太陽の日差しが強く焼きつけるような空の下。
10. 打ち水(うちみず)
暑さを和らげて涼を得るため、庭や路地、玄関先に水をまくこと
11. 夏至(げし)
二十四節気の一つで、六月二十一日ごろ。この日、太陽はもっとも北にかたより、昼間の時間がもっとも長くなる。
12. 五月晴れ(さつきばれ)
陰暦五月の梅雨時の晴れ間。現代の五月の晴れた日をこうよぶのは、本当は正しくない。
13. 蝉時雨(せみしぐれ)
たくさんの蝉が、こちらで鳴きやんだかと思うと、あちらでまたひとしきり盛んに鳴くようすを時雨にたとえた言葉。
14. 涼風(すずかぜ)
真夏に吹くさわやかな風。
15. 薫風(くんぷう)
夏の南風。木々の間や水の上を通り過ぎ、その香りを運んでくるようだという意味。「風薫る」という言い方もある。
16. 土用波(どようなみ)
土用(小暑から立秋まで)のころ、太平洋沿岸に寄せる高波。南洋で発生した台風に伴うもので、夏の終わりを告げる。
17. 夏座敷(なつざしき)
障子や襖を取り外し、簾を吊るなどして、涼しげな趣に変えた和室。
18. 草いきれ
夏の日差しが照りつける暑い日、草原に立ち上るむっとするような熱気。
19. 早乙女(さおとめ)
田植えをする若い女。
20. 短夜(みじかよ)
短い夏の夜。
21. 小暑(しょうしょ)
二十四節気の一つで、七月七日ごろ。梅雨もそろそろ明けて、夏型の気圧配置となり、暑さが本格的になる。
22. 大暑(たいしょ)
二十四節気の一つで、七月二十三日ごろ。暑さが絶頂期に達するので「大暑」というとされるが、実際は八月のほうが気温は高くなる。
23. 立夏(りっか)
二十四節気の一つで、五月六日ごろ。新緑が輝き薫風もさわやかで、一年のうちで最も気持ちのよい季節。暦の上では、この日から立秋の前日までが夏とされる。
24. 走馬灯(そうまとう)
回転するにつれて、影絵が回るように見える吊り灯ろう。
25. 梅雨寒(つゆざむ)
梅雨時に北から寒気団が近づき、急に気温が下がること。冷雨となり冷害を引き起こすこともある。
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