大和言葉を使った中性的な和風の名前127選|古き良き響きが新しい

大和言葉を使った中性的な和風の名前120選|古き良き響きが新しい 言葉
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◆ 5. 古典文学や和歌に由来する名前

『万葉集』『古今和歌集』『源氏物語』などに見られる、古典に基づいた由緒ある名前のカテゴリです。
伝統的な美しさを残しつつも、今の時代にも馴染むような響きの名前を中心に集めます。和の文化を大切にしながら、奥ゆかしさや品の良さを感じさせる名を選びます。

 

  1. いづみ – 『万葉集』にも登場する清らかな泉にちなむ名
  2. かよ – 通う心、行き交う想いを表した優しい響き
  3. ちはや – 『ちはやぶる神代もきかず…』から取られた力強い表現
  4. たまき – 「玉の緒」「たまきはる」などに用いられる美しい語
  5. みやび – 雅やかさ、品のある振る舞いを意味する
  6. あやめ – 菖蒲の花を表す名。平安期の装飾にも好まれた
  7. うた – 和歌そのものを表す、詩的で柔らかな名
  8. かれん – 万葉の花に通じる可憐さをもつ名前
  9. すみれ – 万葉集でも詠まれる春の野花の象徴
  10. やまと – 古代日本を象徴する名。誇りと落ち着きのある響き
  11. ことの – 琴や言の葉など、日本語の美しさを込めた名
  12. しず – 「しづやしづ」のように、静かで優美な印象
  13. れん – 連なる・連理の枝など、つながりを大切にする意味
  14. うら – 心の奥、情緒の深さを表す大和言葉
  15. つきよ – 月夜の情景、和歌によく詠まれたロマンチックな名
  16. ほたる – 夏の夜を彩る儚い光として、和歌にしばしば登場
  17. あづさ – 梓弓など、古典的な道具や自然を表す語
  18. こまち – 小野小町から取られた美しさと教養の象徴
  19. かすが – 春日=自然の聖地・古都の名にちなむ高雅な響き
  20. すがた – その人らしい姿・形をあらわす、静かな余韻の名

 

◆ 6. 時間や季節にちなんだ名前

「はるひ」「ときね」「ゆうひ」など、時の流れや四季を表す大和言葉に基づいた名前です。
移ろいゆく季節や時の一瞬を切り取るような名前には、情緒や詩的な響きがあります。春・夏・秋・冬、それぞれの美しさを表現した中性的な名前がそろいます。

 

  1. はるひ – 春の日差しのようにあたたかい名
  2. ゆうひ – 夕陽のように切なく美しいイメージ
  3. あさぎ – 朝の空を思わせる清らかな響き
  4. なつき – 夏の木や気を思わせる、爽やかな印象
  5. ふゆか – 冬の静けさとやさしさを感じさせる名前
  6. あきと – 秋の穏やかさと深さを象徴する名
  7. こよい – 今夜という一瞬の時間に詩情をこめた響き
  8. みのり – 実り=秋の収穫や成果を意味する、豊かな名
  9. ときね – 時音=時間の流れや音のような繊細さを含む名
  10. しゅん – 「春(しゅん)」にも「旬」にも通じる洗練された響き
  11. よあけ – 夜明け=始まりや希望を象徴する名
  12. あかつき – 暁。古語としても美しく響く、始まりの時間
  13. はつね – 初音=春の訪れや第一声に通じる、希望のある名
  14. たそがれ – 黄昏。哀愁と静けさを湛えた詩的な響き
  15. なぎさ – 渚。季節の移ろいと海辺の情景を思わせる名
  16. あさひ – 朝日の光に包まれるような、前向きな印象
  17. よるね – 夜の音や静けさ、穏やかな眠りを連想させる名

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