6. 意味や願いを込めた言葉で「気持ちを表現」
ただ書くだけでなく、「どんな気持ちを込めたいか」を考えるのも大切です。
「みらい」「きぼう」「えがお」など、自分の願いや思いを文字にすれば、書くこと自体が表現になります。
親子で言葉を選ぶ時間も、心を通わせる学びのひとときになります。
- 努力(どりょく)…目標に向かってがんばること。
- 感謝(かんしゃ)…ありがとうの心をあらわす言葉。
- 希望(きぼう)…未来を信じる明るい気持ち。
- 夢(ゆめ)…叶えたい思いや目標。
- 勇気(ゆうき)…こわくても前へ進む心。
- 元気(げんき)…明るく前向きに生きる力。
- 優しさ(やさしさ)…人を思いやる気持ち。
- 信頼(しんらい)…人を信じて支え合うこと。
- 成長(せいちょう)…できることがふえること。
- 前進(ぜんしん)…一歩ずつ前へ進む姿。
- 元日(がんじつ)…新しい一年のはじまり。
- 自信(じしん)…自分を信じて挑戦する強さ。
言葉を選んだら始めよう
今日ご紹介した100語以上の言葉の中から、ぜひお子さん自身が「これを書いてみたい!」と感じる一語を選んでみてください。
その“選ぶ時間”こそが、子どもの成長や、自分の気持ちを見つめる大切なひとときになります。
小学校低学年のうちは、ひらがな中心や簡単な漢字の言葉を選ぶのがおすすめです。
無理なく書ける言葉だからこそ、書く楽しさや達成感が感じられ、習字や書道への興味も自然と深まります。
また、選んだ言葉を家族で話し合ってみるのもすてきです。
「どうしてこの言葉を選んだの?」「どんな気持ちで書きたいの?」――
そんな小さな会話の中に、その子らしい思いがきっと見えてきます。
一文字に込められた気持ちが、お子さんの新しい一年をやさしく照らしてくれることでしょう。
FAQ よくある質問
書き初めとは?いつ行うものですか?
書き初め(かきぞめ)とは、新年の最初に筆をとって「一年の目標」や「願い」を文字に表す日本の伝統行事です。多くの学校では冬休み明けや1月の初めに行われ、子どもたちが自分の気持ちをこめて書きます。
小学校1・2年生はどんな言葉を選ぶと良いですか?
低学年では、ひらがなや簡単な漢字を使った短い言葉がおすすめです。たとえば「ゆめ」「えがお」「光」「花」など、意味がわかりやすく前向きな言葉を選ぶと楽しく書けます。
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