小中学生の国語学習や作文練習で欠かせないのが「感情を表す言葉」です。
喜怒哀楽(き・ど・あい・らく)は、人の心を表現するもっとも基本的な4つの感情ですが、実際に文章に使おうとすると「どんな言葉を選べばよいのか」と悩むことも多いでしょう。
この記事では、小学生から中学生までにわかりやすい喜怒哀楽の表現を一覧にまとめました。漢字には読み方を添え、作文や読書感想文、日記などにそのまま活用できるよう説明を加えています。
家庭学習にも役立つように整理しているので、ご家庭での学習支援にもおすすめです。ぜひ、日々の学習や感情表現の練習にお役立てください。
喜怒哀楽の表現 一覧
1. 喜 – 喜びを表す言葉とは?
「喜び」を表す言葉は、人がうれしい気持ちになったときに使われる表現です。笑顔や楽しさ、心が満たされたときの感情を伝えるのにぴったりです。日常生活では「うれしい」「楽しい」といった基本的な表現から、「誇らしい」「至福」といった少し大人びた言葉まで幅広く使われています。小学生や中学生の国語学習でもよく登場するので、気持ちを豊かに伝える練習に役立ちます。
- 嬉しい(うれしい)
心が明るくなり、楽しい気持ちになること。 - 楽しい(たのしい)
心がはずんで喜びを感じること。 - 喜ぶ(よろこぶ)
うれしさを表に出すこと。 - 満足(まんぞく)
思いどおりになって心が満ち足りること。 - 安心(あんしん)
心配がなくなり、ほっとすること。 - 笑顔(えがお)
うれしくて自然に笑った顔。 - 幸せ(しあわせ)
心がおだやかで喜びにあふれていること。 - 誇らしい(ほこらしい)
自分や身近な人を自慢に思い、うれしく感じること。 - わくわく
楽しいことを楽しみにして心がおどること。 - にこにこ
うれしそうに笑うようす。 - ほっとする
心配がなくなり、気持ちが楽になること。 - うきうき
楽しくて心が軽くなるようす。 - にやにや
心の中でうれしく思って、思わず笑ってしまうようす。 - ほがらか
明るくて楽しい気分になること。 - 感動(かんどう)
心が大きく動かされ、強いうれしさを感じること。 - ほほえむ
やさしくうれしそうに笑うこと。 - 得意(とくい)/得意げ(とくいげ)
自分の力を発揮できて満足していること。 - 晴れやか(はれやか)
心がすっきり明るく、うれしい気分。 - 幸福(こうふく)
とても満ち足りていて、幸せな状態。 - 楽しみ(たのしみ)
これから起こることを思って心がうれしくなること。 - 心地よい(ここちよい)
気持ちがよく、うれしい感じ。 - 生き生き(いきいき)
元気いっぱいで、喜びにあふれているようす。 - 得意げ(とくいげ)
うれしくて自慢そうなようす。 - 大喜び(おおよろこび)
とても強く喜ぶこと。 - 微笑(びしょう)
にっこりとやさしく笑うこと。 - うっとり
気持ちよくて、夢中になって喜ぶようす。 - 爽快(そうかい)
さっぱりして気持ちがよく、うれしいこと。 - 歓喜(かんき)
とても強い喜びの気持ち。 - 心はずむ(こころはずむ)
楽しくて、心がおどること。 - にっこり
うれしそうにやさしく笑うこと。 - 至福(しふく)
これ以上ないほどの幸せを感じること。 - 胸がいっぱい
うれしさで心が満たされること。 - 感激(かんげき)
深く心を動かされて、強くうれしく思うこと。 - 晴れ晴れ(はればれ)
気分がすっきりして明るくなるようす。
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