10. 自分の考え・意見を伝える練習になるテーマ
「もし自分だったらどうする?」「これについてどう思う?」といった問いに、自分の考えをしっかり伝える練習になるテーマです。ディスカッションや発表の導入にもぴったりで、論理的に話す力や説得力を高めるトレーニングになります。
- もし1日だけ大人になれたら何をする?
大人の立場でやってみたいこととその理由を考えます。 - 学校にもっとあったらいいなと思う授業
新しい授業のアイデアを考えて、なぜ必要かを話します。 - 宿題は多いほうがいい?少ないほうがいい?
自分の考えを、理由とともに伝えます。 - 「ゲームの時間」はどこまでOK?
楽しい時間とルールのバランスについて意見を述べます。 - 朝型生活と夜型生活、どちらがいい?
自分の生活リズムをふりかえりながら、どちらが合っているかを考えます。 - ペットを飼うことにはどんな責任がある?
かわいがるだけでなく、命をあずかることの意味を考えます。 - 学校のルールを変えられるなら何を変える?
今のルールを見直し、自分の意見を理由とともに話します。 - SNSは小学生に必要?それとも早い?
インターネットとのつき合い方を自分なりに考えて語ります。 - 1人で行動することと、みんなで協力すること、どちらが好き?
状況に応じた行動の大切さと、自分の性格をふまえた意見を述べます。 - 失敗することは悪いこと?
失敗から学べることについて、自分の経験を交えて考えます。
11. 心が温かくなる話・感動するエピソード
ちょっといい話、ほっこりする体験、感動したできごとなどを語るテーマです。「感動した話とは?」「人の心を動かすスピーチとは?」といった観点で、聞く人の心にも残る内容を目指します。友だちや家族との小さな出来事をスピーチに変えるヒントが満載です。
- 道に落ちたお財布を拾った人の話
人のものを大切にする行動と、それを見たときの感動を伝えます。 - 電車でお年寄りに席をゆずった子の話
小さな親切の大切さと、思いやりを行動にうつす勇気を語ります。 - 先生のひとことに救われた日
悩んでいたときにかけてもらった言葉が心に残った体験を紹介します。 - 知らない子に声をかけたら…
困っていた子を助けたときの思いがけない展開を語ります。 - お母さんのお弁当にこめられた思い
手作りのお弁当から感じた家族の愛情を伝えます。 - 友だちの涙を見たときに思ったこと
友だちの気持ちに寄りそったときの気づきを話します。 - 「ありがとう」で変わった空気
たったひと言が場の空気を明るくした経験を紹介します。 - 入院したときに感じた家族のぬくもり
病気やけがを通して気づいた家族のありがたさを伝えます。 - がんばっている人を応援したいと思った日
努力している姿に感動して、自分もがんばろうと思えた話を語ります。 - 「だいじょうぶ」と言ってくれた友だち
つらいときの友だちのひとことに救われた体験を話します。
12. 笑える話・ちょっと変わった面白エピソード
ユーモアのあるスピーチは、場を明るくする効果があります。ちょっとした失敗談や笑い話、ユニークな体験などを題材にしたテーマを紹介します。「聞いていて楽しいスピーチとは?」「失敗を笑いに変えるには?」など、話し方の工夫にもつながります。
- 先生のまちがいにみんなで大笑い
授業中に起きたユニークな間違いを面白く紹介します。 - 家族の中で一番おもしろい人
家族の天然な一面や、思わず笑ってしまった行動を話します。 - テストで書いてしまったありえない答え
自分のまちがいも笑いに変えて、明るく話す練習になります。 - ペットの思わぬ行動にびっくり!
動物たちのちょっと変わった行動に、笑ってしまった体験を紹介します。 - 寝ぼけてやってしまったこと
朝起きたときの失敗談や、おかしな行動を話します。 - 友だちとの秘密の言葉
仲の良い友だちだけがわかる、おかしな合言葉のエピソードです。 - まちがえて違う家に入ろうとした話
自分でもびっくりした勘ちがいを面白おかしく伝えます。 - 運動会での笑えるハプニング
真剣な中で起きたおもしろい出来事を紹介します。 - 変な夢を見た日の話
目が覚めて思わず笑ってしまったような夢の内容を語ります。 - 友だちと笑いすぎてお腹がいたくなった話
何でもないことで大笑いした、楽しい思い出を共有します。
まずは1つ選んで、話してみよう!
1分間スピーチは、ただ話す練習ではなく、「自分の気持ちを伝える力」を育てる貴重な体験です。紹介した120のテーマの中から、興味のあるものを選んで、楽しく・無理なく・毎日少しずつ話す練習をしてみてください。
スピーチを通じて、子どもは「考える力」「伝える力」「聞く力」を自然と身につけていきます。そして、何よりも「話すって楽しい!」という前向きな気持ちが、自信へとつながっていくはずです。
親子で一緒にテーマを選んだり、家族で感想を伝え合ったりする時間は、家庭学習支援にもつながり、子育てにおいても大きな意味を持ちます。
ぜひこの記事をブックマークして、日々の成長に役立ててくださいね。
FAQ よくある質問
小学生の1分スピーチとは何ですか?
1分スピーチとは、1分程度で自分の考えや体験をわかりやすく伝える話し方の練習です。学校の朝礼や授業、学級活動などで使われることが多く、話す力・考える力・聞く力を育てる目的があります。
小学生におすすめの1分スピーチテーマとは?
小学生には「自己紹介」「好きなこと」「学校での思い出」「将来の夢」「感謝の気持ち」など、身近で話しやすいテーマがおすすめです。関心がある内容から選ぶことで、楽しんで取り組めます。
1分スピーチの練習はどうやって始めればいいですか?
まずは興味のあるテーマを1つ選び、話したいことを紙に書き出してみましょう。声に出して読むことで、自然な話し方や表現に慣れていくことができます。保護者と一緒に練習するのも効果的です。
小学生がスピーチで緊張しないためにはどうすればいい?
事前に繰り返し練習することで、安心して話せるようになります。また、テーマが自分にとって身近であればあるほど、自然に話しやすくなります。ゆっくり話すことと、聞く人の顔を見ることを意識すると自信が持てます。
スピーチが苦手な子どもにどう教えたらいいですか?
まずは無理をせず、子どもの得意なことや好きなことを話題にするのがポイントです。「うまく話すこと」よりも「気持ちを伝えること」が大切だと伝え、短くてもいいから自分の言葉で話せたことをほめてあげましょう。
コメント