Ash and Ember|燃え残る火を表す外国語
炎が去ったあとに残る、かすかな熱や灰を示す言葉。終わりと同時に、次の始まりを予感させる静かな余韻があります。
- Ember — エンバー|英語
熾火、燃え残り。
小さくても確かな熱を保ち、希望や記憶が消えていないことを静かに伝えます。 - Embers — エンバーズ|英語
熾火(複数)。
火が弱まったあとに点在して残る赤い熱を示します。消えきらない感情や余熱の比喩として自然です。 - Afterglow — アフターグロウ|英語
残光、余韻。
炎そのものではなく、去ったあとに残る光や気配を表す語で、静かな感情の余波を含みます。 - Smoldering Embers — スモルダリング・エンバーズ|英語
くすぶる熾火。
炎は立たず、内側だけで熱が続く状態を描きます。表に出ない思いが残る情景によく合います。 - Dying Embers — ダイイング・エンバーズ|英語
消えかけの熾火。
熱が尽きる直前の弱さを含み、終幕の気配や静かな別れを感じさせます。 - Braise — ブレーズ|フランス語
熾火、炭火。
炎が落ちたあとに残る赤い熱を指す定着語で、静かに続く温度感を自然に伝えます。 - Glut — グルート|ドイツ語
赤熱、熾火。
炎ではなく、燃えさしが放つ赤い輝きと熱を示します。沈黙の中に残る緊張を含んだ語です。 - Glutnest — グルートネスト|ドイツ語
熾火のたまり、火種。
見えにくい場所に残る熱の中心を指し、終わったはずのものがまだ息づく感触を持ちます。 - Braci — ブラーチ|イタリア語
熾火、炭火(複数)。
派手さよりも熱の持続を感じさせる語で、余韻を短く強く残します。 - Ascuas — アスクアス|スペイン語
熾火、燃え残る炭火(複数)。
点在する赤い火の粒を思わせ、散らばった感情や記憶の熱を表すのに向いています。
Mythic Fire|神話や伝承に現れる炎の外国語
神々や英雄とともに語られてきた、特別な意味を持つ火の名。物語性が強く、象徴的な場面に深みを与えます。
- Eternal Flame — エターナル・フレイム|英語
永遠の炎。
消えることのない火として、誓いや不滅の象徴に静かに寄り添います。 - Heavenly Fire — ヘヴンリー・ファイア|英語
天の火。
神から授かる力や啓示を象徴し、超越的な場面に奥行きを与えます。 - Divine Spark — ディヴァイン・スパーク|英語
神の火花。
小さな始まりが大きな運命につながる予感を含んだ表現です。 - Celestial Flame — セレスティアル・フレイム|英語
天空の炎。
空と結びつくことで、炎に広がりと崇高さを与えます。 - Primordial Fire — プライモーディアル・ファイア|英語
原初の火。
世界の始まりを想起させ、根源的な力を象徴します。 - Uraltes Feuer — ウーラルテス・フォイヤー|ドイツ語
太古の火。
時間の重みを帯びた表現で、長い歴史や伝承を感じさせます。 - Sacred Spark — セイクリッド・スパーク|英語
聖なる火花。
大きな炎の前兆として、小さな希望や啓示を示します。 - Ignis aeternus — イグニス・アエテルヌス|ラテン語
永遠の火。
古典ラテン語の語法として成立し、碑文や文献の引用でも見られる形です。神殿の不滅の火、呪いの永罰など「消えない火」を硬質に表せます。 - Feu grégeois — フ・グレジョワ|フランス語
火薬以前の“伝説的な火”として語られることも多い、ビザンツの焼夷兵器(ギリシア火)。
フランス語の正規名称として辞書・用語集で確認でき、物語に「消せない火」「水で燃える火」の不気味さを持ち込めます。 - Feu divin — フ・ディヴァン|フランス語
神の火。
フランス語として実在し、文学・哲学・芸術分野で比喩的に用いられる表現です。神から与えられる啓示や霊感、超越的な力を帯びた火として自然に理解されます。 - Feu primordial — フ・プリモルディアル|フランス語
原初の火。
哲学・神話・宇宙論的文脈で実在する語。世界の始まりや創世に結びつく火を指し、神話的時間軸を持つ炎の表現として確かな意味を持ちます。
Night Flame|闇の中で光る炎の外国語
夜や闇と結びつき、ほのかに輝く火を表す言葉。静けさの中で際立つ光が、情景に奥行きをもたらします。
- Nightfire — ナイトファイア|英語
夜の炎。
暗闇の中で際立つ光として、孤独や決意を印象づけます。 - Midnight Flame — ミッドナイト・フレイム|英語
真夜中の炎。
静寂と炎の対比が、内省的な場面によく似合います。 - Feu Nocturne — フ・ノクチュルヌ|フランス語
夜の火。
音の柔らかさが、闇に溶けるような光を思わせます。 - Dunkles Feuer — ドゥンクレス・フォイヤー|ドイツ語
暗い火。
明るさを抑えた表現で、影のある情景を描けます。 - Shadow Flame — シャドウ・フレイム|英語
影の炎。
光と闇が重なる印象があり、二面性を示す象徴として使えます。 - Will-o’-the-wisp — ウィル・オ・ザ・ウィスプ|英語
鬼火。
夜の湿地や墓地に現れるとされる怪火で、揺らぎながら人を惑わす光として語られてきました。 - Feu Follet — フ・フォレ|フランス語
鬼火。
闇の中に浮かぶ不思議な火を指す定着した表現で、幻想的でつかみどころのない光を思わせます。 - Irrlicht — イアリヒト|ドイツ語
鬼火・迷わせる光。
夜道で人を惑わす火として伝承に登場し、不安と神秘が入り混じる情景に似合います。 - Ignis Fatuus — イグニス・ファトゥウス|ラテン語
愚かな火(鬼火)。
中世ラテン語に由来する語で、理性では捉えきれない夜の光として扱われてきました。 - Night Ember — ナイト・エンバー|英語
夜の熾火。
燃え残る小さな熱が闇に浮かび、静かな余韻や記憶を感じさせます。 - Darkened Flame — ダーケンド・フレイム|英語
翳りを帯びた炎。
光と闇の間にある火を示し、葛藤や抑えた感情を表すのに適しています。 - Corpse Candle — コープス・キャンドル|英語
死者の火。
死や予兆と結びつく夜の光を指し、不吉さと静けさが同時に漂います。 - Nightglow — ナイトグロウ|英語
夜光。
炎そのものではなく、夜に淡く浮かぶ光を指す語で、火の気配を遠くに感じさせます。
コメント